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腑に落ちるまで、考えて考えて考えてやっと理解ができることが幸せだと気づいた

ここ最近、これはいいなぁ、これは感覚的に好きだなぁ、と思うことに触れることができるようになってきている気がする。
私は学ぶことや知らないことを知ることが好きだったんだなぁ、と最近になって知った。
もちろん、最初はただ本を読んだり、いろんな情報を見たりして「はぁなるほど」とか「そういうことがあるんだ」と思っていただけで、深く考えたりはしなかった。
”ただただ情報を知っている”程度にしか過ぎなくて、深い理解をしたとは言えない状態だったんだけど。

ここ最近は、”自分で考える”ということをするようになった。やっと(笑)
自分で考えて自分なりに理解していくことの面白さを今やっと実感している。

キッカケはなんだろう。

ずっと本は読むようにしていたけど、なんとなく読んだだけで終わっていて、実行するにしても自分で理解しないまま実行して、ただ書いてある通りにやってみた、というだけだった。
だから、続かなかったよねぇ。どれもこれも中途半端な状態。

そんなことがずっと続いてたんだけど、いろんな知的な議論をしているネット番組を見ていて、だんだんと「なんでこの人はこんなにも本質に沿った質問が出てくるんだろう?」とか「なんでこんなに奇想天外な発想が出てくるの?」とか思うようになったことが、最初のきっかけかもしれない。

そこから気になって、”どうしてこの人はこんな考え方ができるのか”を知りたくて、その人の本を読んだり、その人が出ている番組をYouTubeで見たりした。
結果、その人の本の中に書いてあった文章に「なるほどね」と妙に腹落ちした瞬間があって、そこからかな。自分なりに物事を解釈しよう、自分で考える力をつけよう、と思い始めた。

でも何から始めれば良いか分からなくて、とりあえず自分の思いついたことをそのまま全部ノートに書き留めて、自分が何を考えているのかを可視化してみた。

そしたら、言葉は知っているけど、じゃあそれって何?と聞かれたらきちんと答えられないな、と思う言葉が結構あった。だから、そこからまず理解してみよう、と、勉強し始めることにした。

今はネットで検索すれば、言葉の意味はすぐに出てくるけど、それだけでは人と話ができないな、と思って、自分なりに他人とこの話をするには?を考えながら理解していくことにした。
つまり、直訳するとこうなんだけど、自分なりに人に説明するにはこうだな、とか、例えばこういうことかな、とか。あと文脈によって変わるかな、とか。

でも、自分の中に落とし込むのって、すごく頭使うから、正直一つのことについて考えるのにとても時間がかかる。でも、それでいいと思う。理解せずとも生きていけるだろうけど、理解したほうが楽しいから。

落とし込む=言語化できる だと思うから、今までどれだけなんとなーくで会話してきたことか。そりゃ他人との意思疎通がうまくいかないわけだわ、と思った。

でも、今はとてもワクワクしてる。

自分なりに解釈しようとしてノートにひたすら書いてるんだけど(物質のノートね)面白いし、楽しい。自分で「これだ!」と腹落ちするまでずーっと書いてるんだけど、後からみるとまた違ったことが出てきたりするんだよね。それって、一度「これだ!」と思ってから他の経験や勉強をすることでまた違った見方ができてるってことだから、自分の知識が増えていっている感じというか、学んでいるんだなっていう感じがしてとても楽しい。世界が広がる感じ。

正直、なんでもっと早くこの楽しさを知らなかったのか、と思うけど、いくつになっても、学ぶって楽しいことなんですね。

これから先もいろんなことに興味を持って、自分なりに勉強して、面白いことが増えていけばいいなぁ、と、今は感じている。

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