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ローズの香りのバスソルト

久しぶりにバスソルトを使った。

以前、職場の友人に誕生日プレゼントとして購入したものを、自分用でも購入していたので、何日かぶりにお風呂に入れた。

甘すぎない香りで、落ち着くなぁ、、と思っていたけれど、そういえば、昔はローズの香りが苦手だった、ということを思い出した。

どちらかといえば、オレンジやグレープフルーツなどの柑橘系のさっぱりした香りが好きで、バスソルトもアロマオイルも、今までは柑橘系の香りのものしか使ってこなかった。

年齢と共に香りの趣味も変わったのかな?

食べ物は年齢を重ねると、食べれなかったものが食べられるようになったり、若い頃はビールが苦手だったのに、年齢を重ねると好きになるとか、ならないとか。そんなことはよく耳にするが、香りも同じなのだろうか。

それはそれで、好きなものが増えるので、ちょっとした楽しみが増やせて良い。

変化していくことを、楽しめるようになったのだなぁ、と。自分を褒めてあげたい。今まではとても頑固で、好きじゃないものには手を出さなかった。

自分はこれが好き!これが嫌い!ということや物がはっきりしていて、嫌いなものはとことん嫌う、というところがあったけれど(もちろん今もないわけではない)最近はちょっと柔軟になったのかな?と、自分の成長を自分で褒めている(笑)

そして、バスソルトの香りから、ここまでの話を考えられるようになったことも、成長している、と、褒めてあげたい。

若い頃の自分は、本当に偏っていたなぁ、と。

好き嫌いや、こうしたい、これがしたい!ということがハッキリしていて、変わらない自分の軸がしっかりあることに、自分の自信を繋げていたけれど、いつしか軸がブレブレになり、私って、いったい何が好きで、何がしたいのだろう。とここ10年は考えることが多かった。

だけど、好きか嫌いか、これがしたいかしたくないか、なんて、やってみなければ分からないことで、体験してみないと好きかどうかなんてわからない、と思うようになった。この考えになったのは最近で、なんてもったいないことをしたんだろう!と思うけれど、人生100年時代だから、まだまだ好きなこと探せばいい、と思うようになった。

好きなことが見つかって、好きなことを続けていけるように、もっともっと物事と自分の間にある境界線みたいなものを、薄く、ぼやけたものにしていきたいな、と、最近は思う。

ローズのバスソルトは私を最高に優しい気分にさせてくれた。

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