月に一回の実家の水回り掃除
私の母は92歳。
姉夫婦の家と廊下でつながっているので、一人暮らしというわけではない。
実家までは高速飛ばして約1時間。
月に一回、母の家の水回りの掃除をしに行く。
以前は母と姉と私と三人でランチに出かけて、道の駅なんかをぶらぶらしたりしていた。
でも昨年から掃除に行くことにした。
姉と私に合わせて歩かせるのが悪い気がして。
母は92歳でも杖なしで歩ける。
私は杖をついて安全に歩いて欲しいけれど、母は気が強くてプライドなのか杖を使うのを嫌がる。
体を鍛えるために、デイサービス的なものに週2回行って体操したり歌ったりしているらしい。
私が掃除するのはキッチンとトイレと洗面所。
お風呂は姉の家の方のお風呂に入らせてもらっているので使っていないらしい。
昨年夏頃、使っていないお風呂も大掃除したから、使っていないお風呂はしばらくやらなくていいかなと思っている。
キッチンもトイレも洗面所もそれほど汚くはないけれど、
冷蔵庫を拭いたり、脚立に上がってシンクの上の棚の扉から全部水拭き乾拭きをやる。
ポットや鍋、急須も洗い直す。
洗ってあるのだけれどなんとなく汚れが落ちきっていない。
シンクをクレンザーで磨いて、排水口の中をキッチンハイターでキレイにする。
洗剤類を置いているところがヌルヌルだったり、菜箸が洗われずにそのままだったりする。
トイレの棚や飾り物にホコリがたまってたり、床もパッと見はわからないけれど拭くとホコリやゴミで汚かったりする。
洗面所も石鹸類が置かれている棚がヌルヌルだった。
洗面ボウルもうっすら汚れていた。
私が子供の頃、母から片付けなさい!掃除しなさい!と言われていたけれど
そんな母も90代ともなれば、隅々までの掃除は無理だろうと思う。
これは月に一回の私のただの自己満足かもしれない。
ただ座ってお茶を飲みお菓子を食べて話すのは苦手で、掃除しながらだとなんとなく話しやすい。
姉は私が掃除している間にお昼ご飯のお弁当を買ってきてくれる。
そして三人でお弁当食べて、近況報告をする。
母と姉。実の親子でも一緒に暮らすとぎくしゃくもするだろう。
私がいることでちょっとでも潤滑油的な感じで、いつもと違う雰囲気で和やかになればいいなと思っている。
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