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シニアの新しい仕事2日目

今日、仕事を教えてくれる人は昨日の人でなくて、たぶん清掃担当でない社員の人だった。

やる事は同じだけれど、人それぞれやり方が違うので、自分に合ったやり方を見つけてください。とのこと。

そして、昨日の70代くらいの男性の方のやり方を丁寧に清掃しない人と思っているらしかった。

確かに昨日私もそう思った。何も言わなかったけど。一緒にまわっていた店長さんも清掃の仕方について、何も言わなかった。

昨日の70代清掃員は10年やっていると言われていた。ベテランさんだ。私にとっては唯一今現在頼りになる人なのだ。

今日言われていたことは何も彼には言わないで仲良くしなくちゃ。

清掃の仕事をしていてシフト制で2人だったり、3人だったりで同じ場所を清掃することはよくある。

仕事を教えてもらう最初の3日だけ会って、それ以降は会わない。一人で清掃をするから。

そして、やり方はそれぞれ違う。キレイの基準が違う。キレイのこだわりの場所が違う。

でも違うからこそ、それぞれのこだわりの場所をきれいにしたり、それぞれの得意なことも違っていて

例えば清掃に関することじゃなくても新たな清掃道具の購入を提案して申し出るのが得意な人とか

清掃道具置き場を整理整頓して使いやすいようにするのが得意な人とか

自分一人だと気づかないようなことも、人が増えるといろんな良い点もある。

今回はまだ未知の世界なのだけれど、
私はどうやら派遣会社の清掃員らしくて、
何か疎外感を感じている。

その派遣会社がいい加減で電話すると言っておいて電話してこないとか、

メールすると言ってメールが来ないとか

契約書や出勤簿を送ると言って送ってこないとか

不安なこといっぱいだけど、

とりあえずしばらくは頑張ってみる。

朝の運動だと思って。

ジムに行っているんだと思って。

女性の多い職場にはある割合で意地悪な人がいる。

これは割合なのだから仕方ない。

意地悪担当なのだから仕方ない。

私はロッカールームで意地悪な事を言う彼女を「意地悪担当の方」と本日こっそりと命名した。

ロッカールームには荷物を取る数秒間しか滞在しないことに決めた。

危うきに近寄らずだ。

着替えもトイレでやることにした。

今日はちょっと人種差別されている感じを味わったのだった。

とにかくこの仕事は朝の運動なんだから、爽やかな汗かいて、後は全部忘れよう。


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