25,ガラッと見える世界が変わる!
ステキごっこ
「私のキャラとは違うお仕事なので、お許しを」
「今日の君は、君らしくない」
「この服、私っぽいかな~?」
こうやって日常使っている「自分らしい」ってなんでしょうね?
私たちはこの「らしさ」という枠を持って、日々暮らしているんですが、
これは『セルフイメージ』って呼ばれています。
人それぞれ。ある人は「すっぴんで外に出たくない」と言いますし、
ある人は「メイクはあまり好きじゃない」と言います。
「PTAの会長なんてありえない、でも書記なら…」
「半分より後ろの目立たない席が好き。前列は遠慮させていただきます」
そんな風に「自分はこれ以上でも、これ以下の人間でもない」と
限定することで、自分という人間をかたどっているんですね。
まるでエアコンのサーモスタット機能のようです。
まわりの環境が『快適温度』よりも上がりすぎたり、下がりすぎたりすると、勝手にスイッチが入り、元の状態に戻そうとします。
どうやったら「自分らしくて心地いい状態」から出ることができるか。
いろいろ方法がありますが、そのひとつは、
「もうすでにやりたいことを現実し終えた自分」のように振る舞うこと。
つまり『フリをする』ことです。
いつか海外で暮らしたいと思っている人は、
海外で暮らすことになった人の気持ちで時間を過ごしてみる。
いつか一等地に家を買いたいと思っている人は、
そろそろ一等地に買う気になった人のつもりで暮らしてみる。
その人になったつもりで、その人がとりそうな行動を想像して、
その気持ちを日々なじませて生きてみる。
そんな風にひとりで「自分ではない何者か」になりきっていると、
日常で見えるものが少しずつ変わってきます。
脳がだまされて、現実と、ふるまいのつじつまを合わせようとするからなんですね。
ガラッとPOINT
『こうなりたい』になったつもりで過ごす。
~30代女性のための心と体の健康アドバイザー~
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