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7,ガラッと愚痴が減る!

期待はずし

自分には「自分の役割」があると思っています。
前出の精神科医の水島広子さんによると、
それと同じように、
私たちはあらゆる人に対して「なんらかの役割」を期待しているそうです。
(彼はこういう仕事をするべきだ)
(あの人はこういう発言をすべきだ)という風に。

今すれ違ったばかりの通行人にすら、ある役割を期待しています。
(知らない人としてちゃんとふるまうべきだ)と。

誰かに対して不満を感じたら、その人に対する『期待』はなんなのかを
考えてみるといいようです。

教えてあげたことをなかなか覚えられず、いつも同じミスをしている。
  ⇓
(この人はなんで、いつもこうなんだろう?)とムカムカ…。
  ⇓
相手にどんな役割を期待している?
  ⇓
(「自分と同じスピード感覚で仕事ができる役」を期待していたんだ)と
再認識。
  ⇓
それよりも、
ちょっと物覚えは悪いけど、いつもやさしくそばにいてくれる友だち。
それだけでもありがたいなあ。

なんで、もっと早くやってきて準備しないんだろう?
  ⇓
相手にどんな役割を期待している?
  ⇓
(面倒をみなくても、さくさく動いてくれる、機転の利くスタッフ)だと
再認識。
  ⇓
「あなたには、自分でさくさく動いてくれる、最高の気くばりスタッフさんになってもらうことを期待しています」
そんな風に、期待している役割を相手に伝えて、
改善をお願いする方法もあります。

(今の彼女の力で、その役割は難しいかも?)
そもそも相手に望んでいる役割が、
高望みになりすぎている場合もあります。

(そのなるように育てるのは私の役割だ)とわかるだけで、
うまくいくことも。


また、こんなことも。
「女性は不安をうったえるとき、責める口調になることが多い」
男性はその口調にすごく弱いです(笑)。

(責められた)と思うと急にしぼんじゃったり、逆ギレしちゃうんです。
そんなときは「不安だから、こうしてくれる?」って、
ちゃんと役割を確認するような言い方
をしましょう。

女性から「不安だから助けて」って言われると、
男性は頼られている気がして、やさしい気持ちで、
誇らしげにがんばりますよ。

ガラッとPOINT
「私はその人になにを期待している?」って自分に聞く。


~30代女性のための心と体の健康アドバイザー~

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