#40【毎日投稿】大切にしている言葉、座右の銘
いしかわゆきさんのご著書【書く習慣】に触発されて始めた『書く習慣1ヶ月チャレンジ』を完走しました。今日から私の独自テーマで毎日投稿チャレンジをスタートします。
どんなテーマがあるの? という方は、こちら↓のリンクをご覧ください✨
今回のテーマは『大切にしている言葉、座右の銘』です。
1.【一燈照隅】(いっとうしょうぐう)
「自分のいる場所を明るく照らす人になる」というような意味です。
この言葉は、「あるエライ人」が天台宗の開祖・最澄(さいちょう)の書のことばを借りておっしゃった、のだそうです(その方のコトは良く知らないのですけれど💦)
大きな野望を抱いて、目標達成に臨む生き方よりも、私は目の前の人を幸せにすることに全力を尽くしたい、と思います。私自身が多くの方から愛をいただいて、優しくしていただいて、ここに立っていると思うのです。
自分が受けた恩を別の誰かに“返す”、ペイフォワード「恩送り」の考え方にも似ているかな、と思います。
一つの燈(あかり)では、一つの隅(すみ)しか照らせないけれど、その燈がたくさんになれば、世の中全部が明るくなる(萬燈遍照/ばんとうへんしょう)という考え方に続きます。
2.夜の闇を照らす月に
私の名まえには、「月」が入っています。
子どもの頃から、この漢字が好きではありませんでした。
よく他の読み方に間違えられるからです。
そして、なんなら「ともこ」という名まえも好きではありませんでした。
クラスメートは、みんな「〇〇ちゃん」とちゃんづけで呼ばれるのに、なぜか私は、「苗字+ちゃん」だったんです。
もっと呼びやすい名まえならよかった。
そう思っていました。
でも、今ならわかります。
「ともちゃんと呼ばれる人ではなかった」
ということなんです。
多分、なんとなくだけど、雰囲気が「名まえを呼ばせない」感じだったんでしょうね。
今は、「ともこさんと呼んでください」と最初に言っちゃうので、大体「ともこさん」と呼んでもらえてるし、もっと仲良くなったら、「ちゃんづけ」で読んでくれる人も多くなりました。
「ともこさんがいてくれてよかった」
そういわれることも増えて来ました。
「一燈照隅」という言葉に出会い、その意味を知り、「この言葉こそ、自分のめざす道だ」と気づいたとき、自分の名まえと「月」が入った漢字が大好きになりました。
私は、太陽のように熱い情熱も力強さも無いけれど、「夜に輝く月」のようになりたいと。
3.まとめ
自分の生き方に迷った時。
自分の原点に還りたくなった時。
ふと自分の名まえに入った文字を見て、気づきを得ました。
心の闇と不安を抱えて歩く人の足元を照らす、ほのかな月の光。
月が出ているだけで、自分が向かっている方向もわかるし、ほっとする。前に進むには明るさが足りないかもしれないけれど、膝を抱えて部屋に一人でいるときも、「月が照らしてくれる」だけで、ほんの少しだけ元気になれる。
そんな人になりたいし、そんな生き方をしたい。
「座右の銘」といわれたら必ずこの言葉を思い出します。
自分では達成できないかもしれないけれど、「萬燈遍照」を思い描きながら、私は今日も「一燈照隅」を実践していきます。
今日はここまで(所要時間16分)
今回も読んでいただき、ありがとうございました!
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