「家族仲間、タイミング、失敗、嘘つかない」その4
(※この記事は2024年2月「 #1か月間ブログ書くぞ 」企画の記事です。)
みなさん、こんにちは。
インドネシアでメディア広告事業を経営しています、長谷川と申します。
3日連続で書いているテーマ、ソーシャルメディア(X)上で「 #大事なことを19文字以内で 」として投稿した「家族仲間、タイミング、失敗、嘘つかない」という合言葉の4つ目の言葉「嘘つかない」について、今日は書きます。
嘘はもちろんつかない方が良いに決まっている
「嘘をつかない」ことについて、もちろん誰も反対する人はいないと思います。でも、結果的に嘘をついてしまうことになることが、世の中には結構あると思っていまして、それも含めて「嘘つかない」で生きていきたいなと考えているわけです。
嘘と一言で言っても、嘘にもいろいろなタイプの嘘がありますので、これらについて一つ一つ分類して対応方法を書いていきます。
真っ赤な嘘
文字通り、真実ではないことが明らかな嘘。こういう嘘を口にすると、人からの信用を失います。悪意がなかったとしても、無知から来る嘘の情報も時には害です。その後、どんな言葉を発しても、同じ口から発する言葉に対しての信用がなくなりますので、どんな状況に置いてもつくべきではない嘘です。
黒い嘘
真っ赤な嘘が明らかな嘘だとすると、黒い嘘というのはそこに悪意が乗っかった嘘で、相手を意図的に貶めたり損をさせるためにつく嘘です。海外で長く事業をしていると、この手の嘘は、日本と海外の間に立って商売をしている方々の界隈で見かけることがあります。情報格差があるので、相手がその嘘に気づかないまま時間が経ってしまうことも多いです。防御策としては、なるべく常に複数の選択肢から情報やアドバイスを得るようにして、一つのチャネルからの情報やアドバイスだけを鵜呑みにしないことでしょう。
白い嘘
白い嘘は、厳密に言うと嘘はついていないのですが、「本来情報を知っている人が、相手に教えてあげた方が良いことを敢えて相手に伝えない」と言う類のものです。以前は自分も「これをわざわざ相手に伝えるのもお節介かな」と遠慮して言わないままやり過ごすことがあったのですが、やはりそれを伝えて感謝されることの方が多いと考え直しまして、ここ数年は自分がそういう白い嘘状態に気づいた時は、自分から相手に真実を伝えるようになりました。
黄色い嘘
黄色い嘘、と勝手に自分で呼んでいるのですが、これは「自分ができると思っていたのに、できなくなってしまった(またはできるが周りに迷惑をかける)」ために、結果的に嘘になってしまうような現象のことを言います。
例えば、あるタスクを上司から依頼された際には自分でできると思って「やれます、大丈夫です」と答えたものの、いざ着手してみると思っていた以上に難易度が高く、さらに進行中のタスクの緊急事態も重なって、この担当タスクが自分の手に負えなくなってしまって、結果的に上司やチームの皆さんに迷惑をかけてしまうといったケースがそれに当たります。
実は自分は高校生時代からこの黄色い嘘で周りに迷惑をかけることが非常に多いタイプでして、高校の文化祭での演劇の重要な役と文化祭実行委員長の役割の兼業で回らなくなったり、20代の新規事業立ち上げ時の自分のキャパシティ見積り違いでのルーチンタスクの渋滞、30代タイ・カンボジアでの事業立ち上げでまわりにSOS信号出し遅れて自分が体調崩す、など今思い出してもヘンな汗が噴き出て穴に入りたいくらいの恥ずかしい失敗をしてきました。
今振り返るとわかるのは、これら全て「黄色い嘘」に気づけなかった自分の読み違いによるものでして、本当は「できない」が正解なのに自分ではその時は「できる」と思い込んでいて、それを関係者に伝えられないまま「できる」と回答して物事を進めてしまっていたことが問題だったわけです。
色々失敗して学んだ今、この「黄色い嘘」を減らすことが目下の自分の課題でして、最近は色々な依頼を受ける際に ①自分の能力で解決できる問題か?②今の自分の空き状況は、この依頼を受けて相手に迷惑かけないか? ③自分が受ける以外で相手の問題を解決できる方法はないか? と冷静に一呼吸置いて考える癖をつけるようにしております。
嘘ついてしまったと気づいたら素直に直接謝る
それでも、悪意なく無意識に何らかの嘘があった場合は、もう素直に相手に対して直接誤って嘘を訂正すれば良いと思います。誤って許してもらえなかったことは、今まで一度もありません。
むしろ嘘をそのままにしておくことこそ、相手に迷惑をかけますので、嘘があった場合はなるべく早めに直接誤って訂正しましょう。
真っ赤な嘘、黒い嘘は論外ですが、白い嘘、黄色い嘘も含めて、これからも「嘘つかない」人生を生きていきたいと思います。
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