観察力とは、違和感に気づく力
最近は、「観察力」を高めることが個人的なテーマであり、関心ごとになっています。
なぜ観察力に注目しているか?
フレームワークやデータと向き合って分析をすることだけでは、今までにない新しいものや、違いをつくるアイデアは生まれにくい・・と感じることが増えたからです。
最近読んでいる知覚力を磨く――絵画を観察するように世界を見る技法によると、人が考える基本プロセスは、
①知覚→②思考→③実行
この3つに分けられると紹介されており、思考する前段階の、何に疑問を持って掘り下げようと感じるかで、面白い企画や他の人・組織との違いを生み出せるかが決まってくるとのこと。
つまり、①知覚を鍛えることが、違いを生み出すためには重要と書かれています。
知覚を鍛えることは、言い換えると「観察力を磨く」ことだと捉えています。
そもそも観察とは何か?
観察って何をすることなのかが曖昧になりやすいので整理してみました。
観察3つのプロセス
①事実を観る
②解釈をする
③違和感に気づく
このプロセスの中で、特に3つ目の違和感に気づくが重要であり、アウトプットの質に影響すると考えています。
他の人が見逃している違和感に気づくことができると、
④違和感を掘り下げる
⑤誰も思いつかないような企画アイデアをつくる
と優れたアウトプットにつながっていく。
観察して違和感に気づいているから、最後のアウトプットも面白くなる!
ここまでの話をまとめます。
・観察力が高い=他の人が見逃す違和感に気づける
・違和感に気づくことができると、面白かったり、違いが作れるアイデアが生み出せる
違和感に気づく力のヒントをくれる本
観察力を磨くために、こちらの2冊は、日常でできるトレーニングや違和感を発見する視点を得るのに参考になります。
違和感は、日常の中に溢れているけど、見逃していることが多い。
違和感を言葉にしたり、写真に撮って残して解釈したり・・・といったことを日常の中で行うことが大切だと再確認しています。
生活の中で違和感を言葉にする癖をつけること
ということで、今週からカメラを持って外に出て違和感をおさめたり、1日の終わりに違和感を書き出してみるルーチンを組み込んでみたりしています。
カメラを持って街を歩くと、普段は意識しないことにアンテナを張るようになるようになるのでオススメです!※カメラのことは、また別途書きたいと思います。
スマホでSNSを見る時間を減らして、周囲の人の行動を観察する、気づきを言葉にしてみることを生活に取り入れてみてください。Twitterを無目的に眺めるよりも、新しい発見があるはずです。
本日の日報は以上です。
以前に書いた、自分の消費体験トレースもトレーニングとしてはオススメですよ!