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ほんの一瞬、冬へ。

この時期は季節がいったりきたり。
「え〜!こんな時期に雪〜!」とか言ってしまいますが、
まぁそれも毎年のことです。

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朝5:30。太陽の光で目をさますと、外は真っ白。
冬はよく撮影に行ってるので毎日何回も天気予報を見ていますが、この時期はなんだかぼんやり気が抜けています。

「予想外」のことがおきると興奮します。春なのに真っ白。
初雪がきたときと同じような興奮。冬の間散々雪を見ているのですが 、これからしばらく見れなくなると、なんだかこう、名残惜しいもんです。

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こういう日の朝はつい「いい写真を撮りたいな」と力んでしまうので、頭の中は大忙し。

どんな写真にする?
雪は一瞬で溶けるぞ?
山の上に行って上から?
森の中へ?
動物たちは何してる?
川へ出る?

悩んで悩んで、せっかく春に降った雪で、夏鳥も飛んでいるわけだし、そんな感じの違和感撮りたいな〜てことでカヌーを浮かべて川に行くことに。

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オシドリ

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アオジ

夏鳥たちの姿、声。雪との違和感。
こいつらも少しくらいはびっくりしてるだろうな。
しっかし、やはり1人でカヌーだとなかなか上手く撮影できません。
撮りたい絵が撮れません・・・。でもまぁいいんです。

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カワガラス。つがいで巣を作っていました。

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朝9:00。家に戻ってくると、もう雪は溶けています。


 さて、最近こういったただの日常的な文章においてもセンシティブな世の中なので一筆。こうして自分の日誌的な意味も込めて、時々書いたりしてますが、この文章や写真の意味は「屈斜路にきてね」とか「住んでる場所以外の自然へでかけていい写真撮ろうね」といった意味で書いているわけではありません。

 今、それぞれが住んでる身近な場所にも美しい自然の表情はきっとあります。

例えば
建物の隙間から見える朝日、夕日
ちょっと場所から生えている植物
そこにいる虫や鳥たち
光を浴びる朝露
などなど

 家にいても、家のまわりの散歩や軽い運動は必要だと思っています。ぜひそんな時「それぞれの置かれている状況にとっての身近な自然」に目と心を向けてみてはいかがでしょうか。普段意識しないことに気づいたり、きっと心が穏やかになるはずです。

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