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進撃のWEEK(3日目の学び):資金調達について

自己紹介

はじめまして。

京都の高校に通う高校2年生の今井智紀と申します。

現在は進学校に通いながら数々の事業を行っており、会社2社の経営者・ブロガー・Webライターとしても活動しています。

◉略歴(ビジネス編)
中1の頃に株式投資と出会いビジネスに興味を持つ→とある本をきっかけに起業家兼経営者になることを決意→ブログやSNSを通して情報発信を開始→高校生向け社会起業家支援プロジェクトに参加し、社会起業に興味を持つ→社会課題に焦点を当てた会社2社の経営者として携わる

今回のテーマ:1億円資金調達する方法・ファイナンスの仕組み

学び1:そもそもの投資について

僕は、中学1年生の時から株式投資(上場企業の)をしていて、労働しなくても稼げるということに早くも気づいてしまいました。(ただ僕は、それだけでは虚しいと思ったので、労働して稼ぐことも両立していきます。)

しかし、高校生には当然そのことに気づいている人は少なく、ましてや大人でさえ知っている方は少ないのではないでしょうか。

もし、投資に関しての情報が出回れば出回るほど、投資家が既得権益を得られなくなってしまいます。

ですから、自分の好きな人などにはもちろん教えますが、それ以外の人にむやみにおすすめするのは控えようと思います。

とはいえ、投資にはリスクがつきものである上、投資にも向き不向きがあると思うでそもそも始める人は少ないと思いますが。

そもそも、投資家のビジネスモデルは安く買って高くうるというものです。

つまり、情報をいかにとるかが勝負の世界なので、情報を無条件で渡してしまうのは投資家にとってかなり不利益になってしまいます。
(だからといって投資に関してひた隠しにするのも違うと思うので、情報発信は続けていきます。)

ですから、投資家という職業の維持のためにも、投資系の情報発信には注意を払いながら続けていきたいと思っています。

学び2:自社株を手放してビジネスをスケールする

進撃の巨人というアニメのなかでこのようなセリフがあるそうです。
そのセリフとは、『何かを変えることができる人は、大事なものを捨てることができる人だ』というものです。

そして、そのセリフをビジネスに置き換えると『何かを変えることができる人は、自社株を売ることができる人だ』と表現することができます。

これはどういうことかというと、つまり、自社株を売る(投資してもらう)ということで資金力や投資家からの充実したバックアップが受けられるということです。

そして、得られた資金やバックアップによってスケールすることができ、何かを変えられる可能性がより高くなります。

世界の数々のスタートアップ企業(GoogleやFacebook等)は自社株を売って、投資してもらっています。

全て自己資金でビジネスをするのも悪いわけではありませんが、上場などを目指すような偉大な企業へと成長させるには投資してもらう方が有利に働くのです。

僕自身、自己資金でやっていきたいタイプだったのですが、このワークショップを機に、どちらの良さも見えてきて、視野が広がりました。

学び3:スタートアップとスモールビジネスの違い

この、スタートアップスモールビジネスの違いという部分が僕にとってかなり興味深い、面白い内容でした。

では早速、スタートアップとスモールビジネスの違いは何なのでしょうか。

◉スタートアップ
・成長方法:Jカーブを描き、巨額のリターンを得る(最初の方は赤字だが、成長が凄まじい)
・市場環境:不確実な市場環境でタイミングが超重要
・スケール:一気に多くの人に届けることができる
・ステークホルダー:VCやエンジェル投資家
・インセンティブ:IPOやM&Aによるストックオプション、キャピタルゲイン
・対応可能市場:あらゆる場所
・イノベーション手法:破壊的イノベーション
・投資形態:株式投資(未来に対して投資)

それに対して、

◉スモールビジネス
・成長方法:そこそこのリターンを着実に得ることができる
・市場環境:市場環境の変化は少ない
・スケール:少数のままで運用できる
・ステークホルダー:自己資金・銀行からの融資
・インセンティブ:安定的な給料
・対応可能市場:限定された場所
・イノベーション手法:持続的イノベーション
・投資形態:銀行等からの融資(過去に対して出資)

このように、スタートアップとスモールビジネスは対照的な位置づけとなっています。

僕は、今までこのような違いがはっきりとわからなかったため、とても参考になりました。

これからの経済活動において、それぞれのメリットデメリットを踏まえた上で、事業をおこなっていきたいと思います。

学び4:ユニコーン企業の基礎理解

そもそもユニコーン企業とは、時価総額1,000億円を超える未上場企業のことを指します。

僕自身、「未上場企業のすごい会社!」と曖昧な理解だっため、ここでしっかりと知識としてつけることができてよかったです。

ここで、ふと疑問に思ったことは、
「日本には何社ぐらいユニコーン企業があるんだろう?」
「アメリカなどの経済大国は何社ぐらいのユニコーン企業があるんだろう?」
ということです。

実際に調べてみました!
<結果>
日本のユニコーン企業:10社
アメリカのユニコーン企業:539社


正直驚きました……。

こんなにもアメリカと日本で差があるのかと。

確かに日本の方が圧倒的に国土が小さいなどのことも考えられますが、人口などから考えても思っていたより少ないという印象です。(僕はまだユニコーン企業をつくったわけでもないので大きな口は叩けませんが。)

また、調べている中で、「デカコーン企業」「ヘクトコーン企業」という言葉にも出会ったので、少しだけアウトプットさせてください。

デカコーン企業:評価額100億ドル以上の未上場企業→世界で50社前後
ヘクトコーン企業:評価額1,000億ドル以上の未上場企業→世界で2社

ちなみに、デカコーン企業は、TikTokを運営する中国の「Bytedance」と航空宇宙メーカーの「スペースX社」の2社だそうです!
(こういう話大好きです笑)

学び5:ユニコーン企業の種類

ユニコーン企業には主に4つの種類があり、それぞれ

・SEED
・Series A,
・Pre Series A,
・Series F

と呼ばれています。

創業間もない企業のことをSEED企業と呼び、順々にSeries A、Pre Series A、Series Fというようにランクが上がっていきます。

この4つの種類については僕自身全くの初耳で、とても良い学びにつながりました。

学び6:VCに関する基礎知識

◉VCのビジネスモデル
VCの基礎理解は、投資してもらう、投資してもらうにあたって、とても重要になることだと思います。
VCは、LP(出資者)から調達したお金を運用し、管理報酬(約2%)と投資先が上場や売却などをし、リターンを得た時に、そのリターンの約20%を報酬として得ます。
そして、残りの約80%をLP等で分割します。

◉VCの戦略
VCの戦略としては、まず10億円程度でファンドを組みます。
そして、100億円、500億円と額を増やしながら運用していくというものになります。

◉VCがやるべきこと
1,条件があったLPより資金調達を行いファンドを組成する。
2,投資対象となる起業を選定、条件が合えば投資を行う。
3,投資先企業のユーザー数、売り上げに貢献すべく、経営支援を行う。
4,投資先会社の上場もしくは売却先が見つかるように支援する。


これら4つが大変重要なVCの手順になります。

また、3,4をどれだけ充実させるかが、投資先の企業の成長へと影響するカギにとなるのです。


僕自身も、将来投資家になろうと思っていますし、そのためにも現在事業を起こしているのですが、起業家としてみる投資家と、投資家からみる起業家でそれぞれの視点から物事を考えるのがとても面白いです。

事業をする上でも、事業に投資したり、自己投資をしたりと、投資家的視点は大変重要になってくると思うので、どんどん経験を積んで鍛えていこうと思います。


ここで、ついでにVCの年間ベンチャー投資額について簡単に調べたのでアウトプットさせていただきます。

日本:2,833億円
アメリカ:145,441億円


なんと日本は、アメリカのVCの年間ベンチャー投資額の2%にも至っていません。
これもまた大きな驚きです。

今後、僕自身がベンチャー投資に参画しようと思っているので、ぜひ輪を広げていきたいものです!!

まとめ

それでは、今回の学びを総復習していきます。

学び1:そもそもの投資について
情報発信には細心の注意を払う。
学び2:自社株を手放してビジネスをスケールさせる
世界の大きな企業は自社株を手放してスケールさせている。
学び3:スタートアップとスモールビジネスの違い
スタートアップはJカーブを描いて成長。スモールスタートはゆっくりだけど着実に
学び4:ユニコーン企業の基礎理解
ユニコーン企業は時価総額1,000億円以上の未上場企業
学び5:ユニコーン企業の種類
SEED・Series A・Pre Series A・Series Fの4種類
学び6:VCに関する基礎知識
VCは資金だけではなく、その後の経営支援やエグジット支援までしてこそ価値が最大化される。

今回は主にこれらの6つの学びをすることができました。

第3回もかなり濃い内容で充実した学びをさせていただいて、進撃のWEEK運営の方々には、本当に感謝しています。
ありがとうございます。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!

これからも、自分なりに気づきや学んだことをアウトプットしていきますので、ぜひフォローやいいねよろしくお願いいたします。


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