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泉健太先生「憲法改正を諮るということであれば、国会において論点が詰まり切っていない中で『えいやっ』でやるものではない」

 立憲民主党代表・泉健太先生が記者会見で憲法改正における野党間の違いについて問われ「野党第1党と第2党の党首同士は話合いはできています」「今の憲法については議論は当然やっていくべきだと考えています」と述べました。

【「FACTA」】
 竹を割ったような性格の馬場さんが、うそつき内閣と。これは罵倒という言葉に等しいのだと思う。藤田さんも同感だと言っている。だけど、立憲とはどうなんだというと、無理だと言う。それは何だというと、結局、サル発言を含めた、憲法のところが一番引っかかっているわけで、きのうもはっきり言っていたが、立憲は「論憲」「論憲」と言っているが閉中審査にも応じないと、言っていることとやっていることが違うではないかと。そこからもう第1党と第2党とが全然動かない。これは原因をつくったのは僕はやはり立憲だと思っているが、この期に及んで野党第1党と第2党の党首がちゃんと話をできないような政局というのは、私は野党って駄目なのではないかと思うが、何で閉中審査を含めても馬場さんが議論しようと言っているのに議論しない立憲って何なんだろうということについては、泉さんはどう考えているのか伺いたい。

【代表】
 まず、野党第1党と第2党の党首同士は話合いはできています。特段仲が悪いこともなく、そこはもちろんそれぞれの政党で主張することは違えど、会話ということ、対話、これはやっています。ですから、いろいろなことをやはりこの政治の世界は想定したり、それぞれの政党の考え方を知っておかなければいけないと思っています。
 それはそれとして、今言っていただいたのは維新さんのご主張でもあって、我々は、例えば憲法審査会でいえば、それは当然国民に国民投票をしてまで憲法改正を諮るということであれば、国会において論点が詰まり切っていない中で「えいやっ」でやるものではないと考えていますから、まだまだ論点はありますよと、ここは解決していないのではないですかということについて、やはり提案をし続けています。例えば国会議員の任期延長などでいえば、公選法でやるのか、それとも憲法改正でやるのかという辺りをもっと議論してもいいと。
 ただ、閉会中審査というのはあくまで閉会中の審査ですし、それはほかの委員会でも毎回毎回やっていますかといえば、それはそんなことないわけで、それをやったほうが正しいという考え方に単純に立つわけにはやはりいかなくて、国会が開会しているときに議論をして、けじめをつけて一回閉会をして、また開会をするということで、やはり議論というのは、いつでも、どこでも、ただとにかくやればいいというものではないという考え方ではありますから。
 そういうことを含めて、それぞれ維新さんの主張はあると思いますが、私たちとしては、この今の憲法については議論は当然やっていくべきだと考えていますし、変えるべきことというのが果たして本当に国民に問う段階にまでしっかりと積み上がってきているのかということは、これからもやはりやっていかなければいけない、議論していかなければいけないと考えています。

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