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泉健太先生「玉木さん、新政権でやりましょう」野党共闘による政権交代に強い意欲

 令和5年(西暦2023年、皇暦2683年)12月21日、立憲民主党代表泉健太先生は「(内閣不信任決議案提出で)憲政の常道に従って禅譲すべきだという話もしましたが、改めて、野党各党、こういうときこそ力を合わせ、そして、国民の期待に応えるべき」と述べ、政権交代について改めて強い意欲を示しました。
 トリガー条項の凍結解除については「国民民主党も、こんな与党に本当にトリガーをやる気があるのかという思いを強くしていると思いますから、その意味では、玉木さん、新政権でやりましょう、新しい政権で必ず実現しよう」と、連立政権に国民民主党も参加するよう呼びかけました。
 立憲民主党は旧国民民主党と旧立憲民主党が対等合併して成立した経緯があり、現・国民民主党は立憲民主党とおなじく旧国民民主党にルーツを持つ兄弟政党です。
 教育無償化や給食費無償化についても「自民党政権ではやっていられないということですから、新しい、ミッションを明確にした政権、この中で私はこの教育の無償化を必ず実現する」と述べ、野党共通政策にしたい意向を示しました。
 一方で外交政策については「やらなければならないことはたくさんありますが、全てをやると言っていたら、これはものすごく時間もかかるし、政策のすり合わせも大変になってくる」と、国民民主党から日本共産党までの全野党の政策が一致することは困難であるとの見通しを示し「そういうことを全てを国民が求めているのではなくて、今の政権の中の政策で、経済政策などでも継続するものは継続ということにして、まずはやるべきことを必ずやる」として、野党共通政策としては棚上げにする意向を示しました。
 フリーランスの記者からは朝鮮学校無償化についての質問も出ましたが「何かしらの意見交換はやられているのではないか」とだけ述べるに留めました。
 外交政策では立憲民主党内でも立場に違いがある状況で全野党の政策を一致させることは困難ですから、泉健太先生の態度は問題ないと考えます。これを野合と言う人は自民党と公明党の連立政権も野合と言わないとダブルスタンダードでしょう。
 また、次の総選挙後には連立政権を想定している理由については「もちろん立憲民主党単独で国民の皆様の信託をいただいて政権を取れれば、我々としてはそれはもちろんありがたいことですが、現時点でまだ候補者170名ですから、全員当選したとしても、残念ですが、大きく議席を伸ばすことにはなっても、政権交代にまでまだたどり着かないのです」と、改めて述べられました。

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