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自力で癌を治癒されたドクター・中松

 癌は「不治の病」とよく言われたものですが、日本を代表する有名な発明家の中松義郎先生(ドクター中松)が、なんと末期がんを自力で治してしまいました!

「灯油ポンプ」「イグノーベル賞」・・・❝変わり者の天才❞

 エジソンを超える発明家、とも言われるドクター中松。しかし、ネット上では批判的な言説も目立ちます。
 ドクター中松はノーベル賞・・・は、取っていませんが、イグ・ノーベル賞を受賞しています。
 イグノーベル賞は面白い発明や研究をした人に与えられる賞で、例えば「バナナの皮は本当に滑る!」と証明した人が受賞するような賞です。
 ・・・まぁ、そういう感じの賞なので、日本社会においては若干浮いている方が受賞する感じです。
 ドクター中松は「灯油ポンプ」を発明するなど、私たちの生活にも影響を与える発明をしているのですが、日本社会においての評価はあまり高いとは言えません。ネット上での低評価もそのあたりに原因があるのでしょう。
 伏見博明殿下(旧皇族)が総裁を務める日本文化振興会の副総裁もされているのですが、功績の割には評価が低いと感じます。
 マサチューセッツ工科大学はドクター中松が「イグノーベル賞」を受賞したと聞いて記念講演会を開催したのですが、日本の大学は「ノーベル賞」はともかく「イグノーベル賞」では記念講演会を開催してはくれません。
 個人的には、もっと「イグノーベル賞」を受賞するような方を優遇する方が、日本の底力は上がると思います。
 もっとも、ドクター中松がマスコミやネット上で冷遇されているのには、中松先生本人の性格も多分に影響しています。

「帝国憲法復原・改正」のタブーに挑む

 マスコミ関係者やネット上で騒ぐ人たち(ネトウヨにリベサヨ)が「ドクター中松」の名前を聞くのは、上記のような理系的な功績というよりも、むしろ「懲りずに選挙に何度も出馬している」ことでしょう。
 今の日本においては、どうも理系の人間が政治家になってもあまり評価されない傾向にあります。まぁ、鳩山由紀夫元首相や菅直人元首相は大学は理系でしたが、前者は世襲議員であったのが、後者は市川房枝の地盤を盗んだのが、それぞれ政治家になった大きな要因です。
 私は文系の人間ではありますが、やはり科学技術の発達した今では理系の方がもっと政治的発言力を持つべきでしょう。
 そういう意味では、発明家のドクター中松が選挙に出馬しているのは素晴らしいことなのですが、残念ながら我が国の有権者の間では「変な人」で終わってしまっています。
 まぁ、「ミサイル攻撃を防止できる装置の発明で、首都を、そして都民をこのミサイル攻撃から救う」と述べて東京都知事選挙に出馬するなど、「えっ!?」というような言動もあるのは事実です。
 一方、政策はというと『大日本帝国憲法』の復原・改正を主張するなどしており、原発にも否定的であるなど、確かに「変な人」ではありますが政治への造詣も詳しいことが伺われます。
 『日本国憲法』が『大日本帝国憲法』の改正手続きを踏んでいないのは事実なのであって、国民民主党の小沢一郎先生も憲法無効論について「法律論から言えば無効です。民法にも、強制下で結んだ契約は無効だとはっきり書いてある。これは万国共通の考え方だ。」と述べています。
 マスコミは憲法無効論など言い出すと取り上げてくれませんが、そういうネタが好きそうなネトウヨも「原発は19世紀の発明だ」と言っているドクター中松は耳に痛い存在なのでしょう。
 結果、世間ではドクター中松には否定的な評価が広まっています。
 そして、近年は体調問題で選挙にも出馬できなくなったため、メディア露出が極端に減っていたのです。

6年間の闘病生活の末に「自分の発明」で末期がんを治癒した!

 平成25年(西暦2013年、皇暦2673年、仏暦2557年)に前立腺癌を発症し転移もしていたことが判明した中松先生。
 しかし、余命二年の告知を受けるも「自分で発明をして治す!」と宣言しました。
 それを聞いた私は「え?ドクター中松って、医療に詳しかったっけ?」と、若干疑問符。「医学博士」という意味の「ドクター」ではなかったはずなのですが・・・。
 なんと、私がインドに行っている間に、癌を無事完治させたと発表していたようです。

ドクター中松氏10種類がん治療法発明 自らも克服
[2019年9月14日8時47分 ]
発明家のドクター中松氏(91=本名・中松義郎)が13日、都内の研究所で会見を開き、13年12月に医師から余命2年と宣告された、がんを克服したと明らかにした。
13年12月に前立腺導管がんと診断され、16年7月には検査で右骨盤に転移した可能性を指摘されたが、治療法もなく自ら10種類の治療法を発明。治療と検査を続け2、3日前に医師から右骨盤の骨がきれいになり“がん卒業”を伝えられたという。前立腺導管がんも、血液検査の結果、治ったと判断できる数値が出たという。中松氏は「2年で寿命が亡くなると宣告され、どう人生を凝縮するかとやってきた。死んだという報道も出たが6年間、全力をかけて回復の努力をした」と感慨深げに語った。

 プラセボ効果の可能性もあるのでドクター中松の治療方がどこまで通用するかはまだ不明ですが、日本のことを考えてくださっている大天才が回復されたことは有難い話です。

ここまでお読みくださり、本当にありがとうございます。 拙い記事ではありますが、宜しければサポートをよろしくお願いします。 いただいたサポートは「日本SRGM連盟」「日本アニマルライツ連盟」の運営や「生命尊重の社会実現」のための活動費とさせていただきます。