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エリザベス二世女王殿下の薨御に心からお悔やみ申し上げます

 イギリスその他の国々の国王であらせられたエリザベス2世女王殿下の薨御に心からお悔やみ申し上げます。
 奇しくも、我が国がイギリス、オーストラリア、カナダ、セイロン(スリランカ)、ニュー・ジーランド、パキスタン、南アフリカと大東亜戦争の講和を行った直前、これらの国々の君主に即位されたのがエリザベス2世女王殿下でした。
 その後の歴史において、エリザベス2世女王殿下が我が国との親善に果たされた功績が大きいことは、衆目の一致するところであると考えます。
 私個人も、同じ立憲君主制の国としてイギリスに注目しておりましたが、エリザベス2世女王殿下のご活躍はまさに立憲君主制の正しさを証明するものであり、立憲主義が失われつつある我が国において大いに参考とするべき点が数多くありました。
 報道によると、近年のイギリスでは王室不要論が唱えられていると言います。国際情勢に疎い私が迂闊にコメントすることは避けたいですが、立憲君主制の危機は、ある意味で日本よりもイギリスの方が深刻であったのかも、知れません。
 しかしながら、そうした状況を現にエリザベス2世女王殿下は乗り越えられた、その事実こそが、女王殿下の素晴らしさを示して余りあるものであると考えます。
 奇しくも、私は女王殿下が薨御される前日に、女王殿下を主人公とするドラマの感想をnoteに書いていました。

 帝国である日本と王国であるイギリスとでは、根本的な違いも少なくありません。
 しかしながら、立憲君主制の有用さは普遍的なものです。そのことを示してくださったエリザベス2世女王殿下を顕彰させていただきたいと考えます。

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