菅政権は「8月GoTo再開」を内定?五輪中止は“5月19日”発表と予想!

 中々五輪中止の決断をしない菅政権だが、いくらなんでも「五輪開催を強行して感染爆発!」な、最悪の選択をするほど菅総理が倫理にも利益にも反する政策をする無能政治家だとは思いたくない。

 菅総理の政策は、安倍前総理と比べるとかなり健全になってきている。足を引っ張っているのは麻生副総理と二階幹事長の2人で、この2人がいる限り自民党は共産党以上に有害な政党である。

 しかも、麻生副総理と二階幹事長はどちらも自分の利権の為に勤しんでおり、仲が悪い。仲が悪いのに、菅総理以上の権力を握っているのだから、質が悪い。菅政権は悪者同士を足して二で割る政権運営を強要されている状態である。

 だが、菅総理自身はその中で一番マシな選択肢を探すはずだ。いくらなんでも五輪開催を強行して国を亡ぼすことはしないはずである。

 このことを大前提に、今後の菅政権の動向を予想してみた。

来週中に菅政権は「五輪中止」を発表する

 仮に五輪中止を決定するならば、来月では遅い。今月中である。

 小池百合子知事が水面下でバッハ会長に「五輪中止」を求めたという話も伝わっている。それが事実ならば、菅政権も早めに五輪中止の決定をせざるを得ないだろう。

 恐らく、今頃小池百合子知事と菅義偉総理は二階俊博幹事長の説得をしている。そして、後述するように日本銀行にも根回し済みであると考えられる。

 菅総理にとって、麻生副総理は頼りにならない。彼は既に河野太郎総理実現のために動き始めている。広島での敗北で支持を失った岸田文雄宏池会会長に「麻生派・岸田は連立政権を作りましょうよ~。同じ宏池会系の仲間同士じゃないですか。」と、持ち掛けているはずだ。

 検察を従えて河合夫妻を失脚させた岸田元外相だが、肝心の彼自身が国民の支持を得られなかった。もう彼は麻生副総理と和解するしか、道はない。

 話を戻す。菅総理は根回しの得意な人物である。彼は五輪中止によって景気が悪化することは想定しているが、一方で五輪開催を強行する方が問題になると判断しているはずだ。

 従って、五輪中止による景気悪化を「必要悪」と捉えて、その被害を最小限に食い止めるために日本銀行にも根回しをしているはずである。そして、その根回しは既に完了していると私は判断している。

 それが正しいかどうか、は来週月曜日に判る。

 次に、菅総理が根回ししないといけない相手は二階幹事長だ。彼さえ味方に付ければ、麻生副総理の支持が得られなくとも五輪中止を強行できる。

 菅総理が五輪中止を決定するからには、二階幹事長にも「美味しい餌」を用意しているはずである。

7月まではGoToキャンペーンを再開できない

 二階幹事長が求めているのは、言うまでもなく「GoToキャンペーン開催」である。

 それにしても「GoToキャンペーン」とは不思議な言葉である。これは英語だと文法通りに解釈できないから、日本語で解釈せざるを得ない。

 日本語で解釈すると「ゴートーキャンペーン」ということになる。二階幹事長や旅行関係業界の人間が強盗の如く、国税を吸い取るキャンペーンだと解釈できる。T

  二階幹事長は予定通り「6月にGoTo再開」を求めているのだろう。

 だが、菅総理は7月まではGoToキャンペーンを再開できない。7月には

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