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「大成建設」事件 業界紙はスルー

大手ゼネコンの大成建設が建設中のビルの鉄骨のデータを改ざん、15階まで組みあがっていた建築中のビルを解体し工事をやり直すという前代未聞の事件が先月16日に発覚しました

3月17日に一般紙の経済欄や社会欄には大きく取り上げられ、経済紙では今後の行方についての記事も掲載されています

一般紙や経済紙が大きく取り上げているなか、建設業界紙はどう取り上げているか気になり、近所の図書館に行ってきました

3月17日の業界紙を調べましたが、改ざん事件に関する記事はなし。この件で引責辞任する役員と札幌支店長の人事情報のみが掲載されていました

一般紙と違い業界紙は狭い業界内の新聞。大成建設は広告を出稿してもらったりかなりまとめて部数を購入してくれる大口顧客で、この事件を真正面から取り上げることは出来ない事情があったのでしょう

図書館には色々な業界の新聞がありましたが、事件性のある記事はなし。業界紙の趣旨は業界の「前向き」情報を載せることに意義があるのでしょう。そう考えると、一般紙の社会欄というジャンルはやはり貴重。色々なチャネルから情報をインプットする必要性があると改めて認識しました

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