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【2020/5/1】持続化給付金を申請しよう!

さて、ついに持続化給付金がスタートしましたね。早速事業者さんと一緒に申請してみましたので、マニュアルの代わりに公開します。スタートしたばかりなのでログイン時にエラーになるトラブルが多発しているようですので、エラーが発生した場合は時間をおいて再チャレンジしてみましょう。
※この記事は個人事業主・フリーランスの方で青色申告している方向けメインに書いています。


また、東京都で事業をされていて営業自粛や時短営業をしている事業者さんは東京都感染拡大防止協力金も申請可能なので、支給要件に当てはまっている事業者さんはダブルで申請しておきましょう。私がアップしているこちらの記事を是非参考にしてください。


1.申請に必要な書類を揃えよう!

《個人事業主・フリーランスの場合》※青色申告の場合
①確定申告書控え
②所得税青色申告決算書控え
③今年の売上台帳(売上が減ったとわかる記帳台帳)
④通帳のコピー(表面と通帳を開いた1,2ページ目)
⑤本人確認書(運転免許証、保険証、パスポート等)
①~⑤を揃えてPDFかスマホ等のカメラで撮影しておきます。撮影の場合ははっきりと書類が確認できるように!

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普通に事業されている方であればすぐに準備できますね。①の確定申告書控えには税務署の収受印が必要と明記されています。

③の今年の売上台帳は経理ソフトでもExcelでも、手書きの台帳でも良いとされているので結構柔軟に対応してくれていますね!

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こんな感じのEXCELでも可。昨年、同月の売上の半分以上落ち込んでいる月がわかればOKです。

2.給付金の支給額は!?

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この執筆している現時点は2020年の5月なので、売上は1月~4月の4ヶ月間のみです。この4ヶ月を各月で昨年と比較して売上が半減以下になっている月を見つけます。このサンプルの例だと4月に64%の減少ですね。

支給額=2019年の年間事業収入(1680万円)-対象月の月間事業収入(50万円)×12
=1680万円-600万円
=1080万円

となりました。ただし!1080万円貰えるという訳ではなく、上限が決められていますので注意。個人事業は100万円MAX、法人は200万円MAXです。

Excelでも電卓でも計算すれば良いのですが、上限が良くわからないという方は、このミラサポのシュミレーターに去年と今年の月次の売上を入力してみると自動で算出されます。

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3.準備が出来たらアカウント登録をしよう

資料を揃えたら早速持続化給付金のホームページにアクセスしてオレンジの色をした「申請する」ボタンをぽちっとクリックします。

図1

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すぐに事務側から仮登録したメールアドレスにURLが送られてきます。リンク先をクリックしてログインIDとパスワードを設定してください。自分で設定したパスワードを忘れずに!

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上記で設定したログインIDとパスワードでログインできるようになります。不正受給していませんよ!という宣誓をします。

キャプチャ

4.さっそくログインして申請!

《入力項目》
①屋号
②申請者住所
 →お店の住所
③書類送付先(②と同じ場合は記載不要)
 →皆さんのおうち等
④業種
 →プルダウンで選択式なので迷わないと思います
⑤申請者氏名
⑥生年月日
⑦申請者電話番号
⑧申請者携帯電話番号 申請者の携帯電話番号を入力してください
⑨申請者メールアドレス
特に問題なさそうですネ。

基本情報①

基本情報②

基本情報③

問題がなさそうでしたら「次へ」ボタン。

《特例適用の選択項目》
特に特殊な事情が無ければ一番上の一般的な申請方法にレ点チェックします。

基本情報④

《事業収入等を入力していきます》
単位が”円”なので気を付けましょう!
⑩2019年の事業収入
 →(例)1,680万円であれば16,800,000
⑪対象月
 →(例)4月
⑫対象月の月間事業収入
 →(例)50万円であれば500000円
⑬ 対象月の2019年同月の事業収入
 →(例)140万円であれば1400000円

基本情報⑤

A-B×12という項目は自動で計算してくれます。上記で記載したようにこの金額が支給される訳ではありません。

基本情報⑥

支給額は個人事業主の場合MAX100万円になるので、給付予定額の項目が自動で100万円になっていますネ。

《銀行口座情報の入力》
ここも問題ないですね。間違えないように入力していきましょう。通帳の資料もここで登録が必要になります。通帳のコピーは表面と見開き1,2ページ目が必要なので忘れずに!多分口座番号手入力しているため、事務方で口座番号間違い等を防ぐためですね。

基本情報⑦

基本情報⑧

《書類登録項目》
「1.申請に必要な書類を揃えよう!」で準備してもらった5種類のファイルを添付していきます。

基本情報⑨

基本情報⑩


基本情報⑪

あとは「申請する」ボタンをぽちっとしましょう。

5.まとめ

各自治体が様々な支援を展開していますが、窓口は人であふれかえり現金が入金されるまで数カ月要するものもあります。

①各地方自治体が実施している給付金の申請
 →東京都:感染拡大防止協力金
 →上記申請の仕方:私の記事
②国が実施している持続化補助金の申請
 →経済産業省:持続化補助金
 →今回の記事
③特別定額給付金/1人10万円支給

まずは現金化の早い①②を実施しましょう。GW明けの翌週には入金がされ始めると思います。③はいつ開始されるのか情報が入ったら記事にします。

緊急事態宣言延長という話もちらほらと聞こえ始めてきました。いつまで続くかわからないこの暗い道。

とりあえず、今は生き残ることだけを考えましょう!

ビューティケア・アンド・コンサルティングジャパン合同会社
CEO 島袋 智輝(中小企業診断士)

化粧品事業と製造業をメインとしたコンサルティング事業を展開。化粧品業界の技術職として13年ほど携わりつつ2019年に法人ビューティケア・アンド・コンサルティングジャパン合同会社を設立。メンズ化粧品「RegaRo」ブランドをAmazonで展開しつつ、製造業の業務改善やシステム導入、海外展開支援等を実施している。

もしご質問やご支援の依頼等あればこちらまで。無料で対応可能な部分までご支援いたします。
shimabukuro.tomoki@outlook.com


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