「本を読めなくなった人のための読書論」

読書のモチベ維持になるから読書論の本は好きだ。

確かには読めない時は無理して読むこともないけど、読めないのは、単に老けて集中力がなくなってきたとも言える(笑)。

でも、多分、本を読むスピードは速くなったと思う。それに、せっかく手にしたのだからと隅から隅まで読むような、貧乏くさい読書スタイルは止めにした。一応、目次を見て、最初から読むけど、ここはわかってる、どーでもええわ、全く興味が湧かねえ、クソったれ、といった箇所は飛ばし・斜め読みでも、なんとなく理解できるようになったと思う。

この本にもあるけど、だいたい本を読んで知識を増やそうって考えが、俺に言わせれば噴飯ものである。そういうヤツに限って、マーカーで線を引いたり、全く意味のないことに力を入れて、後々、読書がキライになっていくのだ。

読書はドラッグと一緒なんだよ。心を豊かにしますぅ、なんてアホゥな道徳論なんかクソッ喰らえで、読書の効果は単純に言葉で脳が気持ち良くなる快楽を得られることなんだ。

よく“愛に言葉はいらない”なんてキザったらしく言うけど、そんなことはなくて、全てにおいて言葉こそが必要なんだ。言葉、文は人間の全ての表現の基礎中の基礎だからね。

そもそも正しい読書の仕方ってもんはないね。

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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。