「あさきゆめみし 第2巻」

次は、The Tale of Genji 「あさきゆめみし」第2巻。

出会いと心通わせ、誤解、また悲劇の繰り返し。

光の君と頭の中将(トウノチュウジョウ)のイケメン2人に愛されてるとカンチガイしてる60近いオババ、源の典侍(ゲンノナイシノスケ)や、光の君を愛するあまり嫉妬と憎悪をたぎらせて生き霊となって夕顔をとり殺した六条の御息所(ロクジョウノミヤスドコロ)、藤壺に似てるからと光の君に見そめられ、まだ14歳だというのに光の君に暴行同然にヤられた紫の上(光の君が「貴女が花開くのを待ってられない、我慢できない」と未成年女子をヤっちゃうなんて…光の君は一時、彼女に嫌われるけど)かな、興味を引くキャラは。

レディ・パープルこと紫式部が書いた大長編小説「源氏物語」ってのは、決して、主人公・光源氏の色事の話だけぢゃなくて、基本は、平安時代の貴族社会の中で、ワケアリの誕生により、家来と同等の身分であった超イケメン・光源氏が、様々な女性と交流を重ねて、すったもんだありつつも、天皇と同等の高貴な身分まで昇りつめて行くという、ある種の成功物語なのだ。


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。