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「ホーリー・マウンテン」

FBから。↓

観なきゃいいのに観ちゃったカルト映画の金字塔?「ホーリー・マウンテン」。あのアレハンドロ・ホドロフスキー監督。もう既に90歳なんだね。

昔、渋谷のユーロスペースかなんかで観た。訳もわからず前衛的気分を味わって俺はフツーの人が知らないものを知ってるとチャチイ誇らしさに満たされたもんだ。

で、再度DVDで鑑賞。確かに、俺の好きなエロ、グロ、ナンセンス、ユーモア、サイケ、狂気、密教の秘儀、ドラッグ、フリークスの要素はいっぱい入ってるけど、わけわからん。こういう映画は、まともに観るものじゃなく感じるものだと思うね。

すっかり忘れてたけど、一応、ストーリーみたいなのは、キリストみたいな半裸の男が、磔になって子供に石を投げられているところをフリークスに助けられ、町でセクシーなオネーちゃん達に会う。カエルのグロな見せ物の後、町の巨大な塔に登って中に入ると預言者みたいな人がいて、8人の男女を紹介される。そして、一緒に「聖なる山」への旅に出るというもの。キリストみたいな男は追って来たオネーちゃんの1人とくっついて山を降りる。

ニーチェのツラトゥストゥラもこんな感じかなぁ。幻想を描きながら時折現実的なモノが入ってきたり、最後、「これは映画だよ」と言って、カメラが引いてスタッフらが映ったり、これはホドロフスキー監督の壮大な冗談ではないかと思った。

こりゃ〜「エル・トポ」や「サンタ・サングレ」も観なきゃね。

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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。