「世界の学者が語る『愛』」

普段、愛のない日常を送ってるもので…。

世界中の様々な分野の学者(やっぱ心理学が多いな)が、愛について寄稿した本。

日本人がいねえぞ。まあ、明治まで愛って言葉・概念が全く使われてなかったのだが。

恋愛、性欲、感情、持続、満足、変化、情熱、親密、友愛、誤解、原理、実践、幸せ、不倫、不安、嫉妬、痛み、優しさ、思いやり、同性愛、家族……多くの学者が多分、愛について考えられるあらゆることについて考察してる。

どれも、〜である。〜なのだ。〜という訳だ。と書いてあるけど、目新しいものではなく、異性をある程度知ってれば、だいたい想像できることだ。

愛に溢れていれば、きっと安定して想像力豊かで幸せを感じてるに違いない(笑)。あと愛の形は一つではなく、人間の思考・行動の種類全部に愛があるってことを忘れちゃいかんね。

しかしながら、愛とは難解なものだね。愛とはこういうものだと定義できる人は学者であってもほとんどいないだろう。人間にとって重要であることはわかってるけど、それが本質的にどのようなものであるかはよくわからないと思う。だからこそ様々な表現を通して、それぞれおぼろげながらも認識するしか方法はないだろうね。

愛は人間の基本の一つだけど、相手を思いやる、慈しむ、助ける、支えになる、SEXしたくなる(征服したくなる)、逆に依存したくなる、つまりは、相手とのコミュニケーションを測ることなんだな。それも実践しながら習得する技能である。究極には「君のためなら死ねる」ってことだ。俺にとっては。

俺は人一倍、嫉妬心が強くてすぐに不安になっちゃう(その割にはすぐに心変わりしちゃう)と思うけど、それはきっと自分に自信がないか、逆に自分のことしか考えてないからじゃないだろうか。愛のコミュニケーションは不得手かもしれない。性欲だけで。
本には家族への愛の重要さを説いてるけど、家族に対する愛なんてこれっぽっちもない。最初の愛は家族から学ぶというが、俺はどう学んだのだろう。愛を学んでないサイコパスだったりして。

最後まで読んで、なんか悲しく虚しくなっちまったよ(笑)。愛は電話の声でもにじみ出るものだが、頭でゴチャゴチャ考えるよりも、実際に相手に会って触れて実践しろってなもんだぜ。性欲は親密さと比例して増すのだ。特に男は。

来年は絶対なんとかするぜ。まず手始めに今年中に久々の風俗だ!ヒャヒャヒャ。

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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。