自分という存在

全てが淡くて曖昧で、出会う友人知人親戚の存在も、俺がやろうとしてることの目的も、意味も、この世界でさえも。ただハッキリとしているのは、俺は夢を見ているということだった。

俺が哲学的命題で怖いと思うのは
自分が明日、突然、事故でも事件でも死んだ、いなくなったとしても、世界は全く何の変わりもなく続いてるってこと。
俺の知ってる周りだけは衝撃を受けても日が経つと忘れ去られて、また徐々に日常と習慣が戻ってくるということ。
遠く離れたところでは何の関係もないということ。
だから世界は自分の生死に全く無関心・無関係であるということ。
しかも、今、その果てもハッキリとわからないような不確定な世界に自分が存在しているということ。
引いては、自分の認識でさえ真理かどうかもわからない、自分も本物かどうかもわからないということ。
そして、今こうやって考えてる俺も死で全て無になってしまうということ。


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。