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「死刑囚200人 最後の言葉」

載ってる死刑囚のほとんどの名前と何をやったかを知ってるから、俺も相当物好きだね。

死刑是非の議論は別にして、大抵の死刑囚が犯した罪の重さを認識して、抗うことなく死を受け入れてる。

激しく抵抗したとされる永山則夫や腰を抜かし失禁した大久保清、暴れて執行までに50分もかかった佐藤虎美などは別にして。

死刑囚が最期に残した言葉が文学的で面白い。どういう心境で刑場に立ったのか、少しだけわかるような気がする。

昔は執行の数日前に告知されたから、ビックリするけど、身内と会ったり、所内で簡単な送別会が開かれたり、俳句や短歌を読んだり、同囚が別れの言葉を送ったりしたそうだ。でも、死刑囚に殺された被害者は別れの言葉を言う間もなく心残りでも無残に殺されたのである。それを考えるとなんだかなぁって思うけどね。

中には冤罪らしき事件も載ってる。もう執行後だから手遅れだけど、身内らが今もなお再審請求を続けてるようだ。検察は絶対に認めないだろうけど、間違いだとしたら恐ろしい。

脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。