【洋画】「ブラック・レイン」

確か、後輩くんが好きだと言ってたと思う1989年のアメリカ映画「ブラック・レイン(Black Rain)」。Amazonプライムにて。

リドリー・スコット監督だったのね。

大阪を舞台に、日米の刑事たちが協力してヤクザと戦う物語だから、日本の俳優もいっぱい出演している。健さんがメインだけど、松田優作の遺作でもあったんだね。

強い女性が好きなリドリー・スコット監督にしては、ホステス役でしか女性は出てこないね。

今、観ると、リドリー・スコット監督なりの日本解釈が多々あって、オイオイとツッコミたくなるトンデモが目立ったりするね。同じトンデモでも、名作「ブレードランナー」とは全然違うよ。

松田優作は、セリフも少ない、計算高く凶暴な、若い、成り上がりのヤクザの役で、相変わらずの押しの強い演技でつまらないことこの上ないよ。健さんも、寡黙ではなくよく喋るし、笑って、カラオケで歌うシーンもあるが、いつもの健さんのイメージが強くて、全然面白くないよ。

俺には、なぜ彼らが俳優として評価されてるのか全くわからないね。まだ、マイケル・ダグラスやアンディ・ガルシアの方が上手いと思う。

欧米人は、あくまで個人を大切にし、日本人は個人よりも組織を重んじるという視点が全く面白くはない。

しかし、なぜ「ブラック・レイン」なの?あの「黒い雨」と関係あるの?

なんで暴走族がモトクロスバイクに乗ってて、その音だけが4ストなんだよ。

多分、リドリー・スコット監督の失敗作だろう。

ショボい作品で、B級というよりもVシネだな。


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。