【洋画】「ローラーボール」
1975年のアメリカのアクション映画「ローラーボール(Rollerball)」(ノーマン・ジュイソン監督)。Amazonプライムにて。
確か、昔、流行ったよね?友達と公園でローラスケートを履いてマネしてたように思う。近未来SFで、舞台は2018年の設定だが、もう過ぎちゃったね。
発達した資本主義によって、6つの大企業が支配する世界。
環境汚染も戦争も犯罪さえもない時代となってる。
そんな世界で、人間が唯一、闘争心のハケ口としているのが、“ローラーボール”という、大砲から放たれた鋼鉄の球を奪い合って、ゴールにシュートして得点を競うチーム対抗スポーツだ。
暴力的な行為はファールとなるルールはあるが、ぶつかる、殴る、蹴るは当たり前の世界である。
ヒューストン・チームのジョナサン・E(ジェームズ・カーン)は、主力選手であり、スーパー・ヒーローであったが、彼の絶大な人気と発言が市民に大きな影響力を持ち始めたことを恐れた大企業のトップ連中は、彼に引退を進める。だが、ジョナサンは言うことを聞かないため、ローラーボールの試合で刺客を送り込み、彼を抹殺しようとする…。
東京でも試合があり、選手は空手と合気道の達人揃いだが、とにかく“チビ”ばかりと揶揄されるけど、日本人らしくないし、空手の型で入場するなんてトンデモ過ぎて笑っちゃう。描かれるコンピュータは古くて味があるけど。
勝敗がハッキリとしないし、ラストは殺し合いみたいになって、そのバイオレンス・アクションのゲーム・シーン以外はタルくて面白くないね。B級だな。
それよりも、2018年で、エネルギー、食糧、住居、輸送、通信、娯楽を支配・提供する6つの大企業が牛耳る世界で、市民は暴力ゲームでいろんな鬱憤を晴らしてるって示唆的だなぁ。
脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。