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「スターシップ・トゥルーパーズ」
久しぶりにまた観た「スターシップ・トゥルーパーズ(Starship Troopers)」(97、アメリカ)。
「ロボコップ」や「トータル・リコール」、「インビジブル」でお馴染みのポール・バーホーベン監督だ。
いや〜さすがアメリカン・エンタメ・SF・ムーヴィー、面白くて最後まで飽きずに観れる。血が激って感情移入しやすい。
良くも悪しくもアメリカだよねー。
あくまで“自由”は闘って勝ち取るもので、経緯は無視して、何といってもヒーローが一番。
そこに悲劇があっても結果が全てを物語る。
“自由”のためにいつも激しく闘うことが当たり前の世界。“自由”のためには自由でなくても一向に構わない。
それで得たステイタスを誇りに思ってる。
そして、女の子はいつでもヒーローが大好き。自分の魅力を最大限にアピールする事を知ってて、相手にも妥協することはない。
つまり皆が主人公になるのを願ってるのだ。
アメリカはいつでも憧れの目標とされてきた国。激しく嫌われても、アメリカの様に豊かになりたいと思わせてきた。空に一番大きく輝いている星・シリウスみたいな国だーーーそういうものを体現する様な映画だね。バーホーベン監督もワザと過剰に演出してるのだろう。
軍隊の全体主義的雰囲気や時折入る「もっと情報を!」とPRする広告、バッサバッサと斬られて死ぬ兵士など、どんな残酷なシーンが入っても、自由と名誉のための闘いでそれも霞むくらいだ。
最後に出てくる虫の親分みたいな怪物、ナウシカのオウムみたいだね(笑)。
脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。