「赤軍-PFLP世界戦争宣言」

「赤軍‐PFLP 世界戦争宣言」若松プロダクション製作

大学生の時、観たような気もするが、TSUTAYAで、そのうち棚からなくなるだろうと思って、今更だけど借りた。

全部、ダラダラとした資料映像でスゲー退屈。かろうじて、最後の、若かりし頃の重信房子氏のインタビュー映像くらい、オッって観たのは。でも、それもゲバ言葉?ばっかで、何を言ってるのか、あまりわからない。

革命戦争、武装闘争、プロパガンダ、武装対峙段階、国際根拠地設立……最もらしいお固いサヨクワードがいっぱい飛び出して来るが、赤軍派とはいったいなんだったのか。時代に何の効果をもたらしたのだろうか。彼らの思想・行動なんぞよりも、例えば、連赤のように、内ゲバに走った人間性を観察するという意味で、俺の興味を喚起してくれた。

完成された資本主義の国家で、多くの大衆が革命なんぞ望まない中、ハイジャック、テロ、ゲリラなどの行動は、悪質な犯罪としか捉えられないだろう。革命は時代と情勢が重要なのである。結局、近代で変革を起こすのはプロレタリアートではなく、時の権力者であり、資本家であるのだ。

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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。