9.11

アメリカには陰謀論が良く似合う。UFO、ケネディ、アポロ、テロ、9.11…

信じてると世界は陰謀だらけになってしまうけど、やっぱり先住民を征服した歴史的に新しい国であり、古くからの神話や伝説みたいなものが少ないし、超現実的な大国だから、大衆の間からそれに替わるものとして、陰謀論が沸き起こってくるのだろうと思う。

大衆は常に物語を欲しているのだ。それも突飛なヤツ。

最近、日本でも流行ってるということは、それだけ不安や不満、絶望感が蔓延してるのかもしれない。

陰謀論を唱える人たちは、世界が平和だと困るのだ。フリーメーソンが単なる友愛団体だと困るのだ。闇の組織は存在するのだ。コロナもワクチンも、台風も地震も、禍をもたらすものは全てアイツらが仕掛けてるのだ。

基本、何のために?は考えない。

陰謀論の元ネタはネットを中心とした流言蜚語、風説の類いであっても、自分のアンテナが受信したものであれば、容易に揺るぎない真実へと変わる。

アタマの悪い連中ほど唱える、くだらない陰謀論なんかよりも、これからは許容論だよ。あるものに固執して頑なに他者を拒否・攻撃するのではなく、いかに柔軟に考えを巡らせて、理解し、時に受け入れることができるかどうかだろう。共通点を探るか、参考にできるか、受け入れ難いけど、認めることだけでもできるか。でなかったなら、ガン無視か、害をもたらすなら、究極はテロルだな。

可哀想と感情溢れるのも、正義感溢れるのもご苦労様だけど、基本的に俺には関係ねえと斜に構えるのも必要だ。

それに大多数の大衆が支持することは、正しいかもしれないが、大抵真理じゃないことが多い。


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。