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三島由紀夫

1970年の今日、三島由紀夫自裁の日、いわゆる憂国忌だ。もう50年になるんだなぁ。知らない人の方が多いのじゃないか。

鹿児島で高校生の時、右翼だった担任の先生(右翼団体の青年隊長だった)に教えられ、以来、文庫から二つの全集、評論関連本、週刊誌の記事、音源、映画、名所博物館巡りまで、幅広く追っかけてきた。俺にとっては、初の文学体験であり、深く三島美学の虜となった。今また、少しづつ読み返してる。

三島文学は、常に完成されていながらも、その崩壊(死)もちゃんと準備され、予定調和的に描かれている。

最終的に「美」が最も大事なことで、そこに至るまでの過程はどうでも良いのだ。当然、結果も。

戦後民主主義という相対の世界で、天皇という絶対を求めることの不可能とアイロニー、それは結局、死でしか完結しなかった...それが俺が考える三島美学だ。

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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。