栗山巧選手 2000安打達成おめでとうございます!!
ライオンズの大ファンだった僕
小学校の頃から僕は大の西武ライオンズファンだった。
親父が田淵が好きだったし、いつも身近に西武があったらから。
#清原選手が好きだったお袋は弟に和博と名付ける
学校が終わって用がなければ、友達と西武球場に急いでチャリで向かう。
僕の家から西武球場まではチャリで40分。
東京の東村山から球場までは山を一つ越えなけければ行けないが、子供の頃はそんなの気にもしなかった。
球場に着くと二軍の選手練習を眺めたり、
試合前の一軍の選手の行動を追う。
応援団の近くに座るために、
入場の開門と同時に席確保の為にダッシュ。
夜ご飯は、お袋が作ったおにぎりを外野席で食べる。
#たまの贅沢はホームランそば
試合では原型が分からないくらい叩き壊れたメガホンで、辻・秋山・清原・デストラーデに声援送っていた。
#さん付け省略
#ガキの頃は呼び捨て
これがルーティン。
1970年代〜80年代生まれの西武線沿線の西武ファンの子供なんて、みんなこんな感じ。(だと思う、だよね?あれ?w)
(西武線沿線の子供なら誰でも憧れるユニフォーム)
▼バックネット裏のシーズンシートを購入
それから25年。
親父と2人でやってきた会社にひとり、ふたり、さんにん…と増えてきて、スタッフみんなで頑張って、ちょっとずつ会社が大きくなってきた。
会社の業績もあがってきたので、親父と相談をし、
思い切って西武ドームのバックネット裏のシーズンシートを購入した。
子供の頃からの夢。いや、夢の中でも座れなかった席だ。
はじめて座ったバックネット裏の席の感触は今でも忘れない。
#お尻がいたくない
#いやそういうことではない
バックネット裏のシーズンシートを購入するとシーズン終了後、監督・全選手が集うパーティーに参加できる権利が貰える。
はじめて、パーティーに参加した時は本当に興奮した。ほぼ年下の選手ばかりだが、手汗脇汗が止まらなかった。
だって、子供の頃に死ぬほど憧れたユニフォームを着ている選手が目の前にウジャウジャいるんだから。
パーティーでは歓談の時間が設けられていて、自由に選手と話すことができる。
でも僕はスター選手に目もくれずに、ライオンズの後藤オーナーにまず挨拶に行った。
#血迷っている
後藤オーナーはめちゃ気さくな方で、貴重な時間を割いて僕の聞いてくれた。
子供の頃から時間があれば西武球場に遊びに来ていて、今日こうしてオーナーに会って話ができたことが、感無量だと伝えた。
#やっぱ血迷っている
パーティー翌日も興奮が止まらない。
昨日時間をつくって話を聞いていただいた後藤オーナーに手紙を書いた。
書いた内容はライオンズ愛に満ち溢れるものだったと記憶しているw
#絶対に血迷っている
#記憶から消したい
#はずい
▼栗山選手との出会い
翌年の開幕戦の当日の朝、
僕のシーズンシートの営業担当の方から電話が来た。
担「ウチノさん、大変です!!!」
僕「なになに、朝から。」
担「ウチノさん、後藤オーナーに昨年手紙を書きましたか??」
僕「あ、、、、は、はい。。。」
担「その手紙のデータが後藤オーナーから
球団の全スタッフと全選手・監督・コーチに送られてます!!!」
僕「ええええぇぇぇ......... シニタイ....」
シーズン終了後、僕はその年のパーティーの歓談時間に真っ先に後藤オーナーにご挨拶に行った。
僕「オーナーひどいっすよw 僕の手紙、みんなに見せましたよね!!苦笑号泣」
オ「あ~、ウチノくん、ごめんごめんwww
いや、すごくライオンズ愛に溢れた文章だったから、選手達に見せて鼓舞したくてさ!君のようなストーリーのあるライオンズファンはあまりいないからねw ハハハwww」
僕「...」
僕のライオンズブルーの血が音を立てて引いていったのを感じた。
パーティーが終わり妻と会場を出て駐車場に向かう途中、
遠くにいた誰かが僕の名前を呼んだ。
「ウチノさん!」
体格の良い二人組。
よく見ると、栗山選手と炭谷選手だった。
二人がこっちに寄ってきた。
栗「後藤オーナーから話しを聞きました」
僕「え?」
栗「昔からライオンズを応援してくださっているようで、ありがとうございます」
僕「・・・。あ、はい。いえ。がんばってください。」
栗「はい、がんばります!」
なに、この神対応。。。
#惚れてまうやろ
#ほれてまうやろ
#HORETEMAUYARO
栗山選手の人格者エピソードは数しれず。
西武ファンであれば、誰もが男前なのを知っている。
▼ そして
その西武の生え抜き選手で2000安打の偉業を達成する
栗山選手の記念動画をつくりませんか?と球団と栗山選手に打診をした。
快諾してもらった。
それで、できたのがこの動画です。
ほんと、いろいろな方のおかげで様々な事にチャレンジすることができている。
そして、チャレンジをすることで新しい世界を見ることができている。
心から栗山選手におめでとうを言いたい。
僕ももっと頑張んなきゃ。