オフェンス ハンドリング

ハンドリングを説明できますか?
簡単にいうとボールコントロール(球を支配)のことです!

バスケをやる人は、体操をした流れでハンドリングをすることが多いのではないでしょうか?

ハンドリング(名称)とはボールの扱いが上手くなるためにする練習です。ハンドルのing形で、車でいえばハンドル操作(≒ステアリング)なのですが、バスケでいえばボールの操作といったところでしょうか(^^)

ボールを上手く扱えるようになるにはどうすれば良いのか。得手不得手はあるでしょうがボールに触る時間が長くなると上手くなるといわれていますが…才能は否定できませんよね(--;)

一人での練習方法としては
①体の周りをつかいボールを回す方法(頭・腰・足など)
②股の下でボールを宙に置いたまま持ち替える方法(前後・斜め)
③ボールを投げて頭の上を通し、背面キャッチ。その逆など

ハンドリングというと一人でやるものと思い込んでいますが、一人での練習で上手くなるのはバスケ上でのパーソナルスペース(イメージは円。半径≒身長の半分≒手を伸ばした距離)内のボールコントロール(主にドリブル。他パス出しやキャッチなど)です。
二人以上でやる練習を行えばキャッチング(捕球)やパス・スローイング(投球)も上達するし、なによりチームワークが上がれば(相手の動き、癖がわかれば)パスの出し方やシュートまでのもっていき方が…

某サッカー漫画のような「ボールは友達!僕を守ってくれたんだ」などということはないでしょうが…
触る時間を増やすことで確実に慣れることが出来、ボールコントロールが良くなることでしょう。

楽しい練習を用意するからチーム練習に沢山参加してね!ということです(^^)

以下、雑感です。

練習に大切なことは「意識」することです。

1000時間やれば上手くなり10000時間やったらプロに近づくなどと言われますが、やれば上手くなるのであれば世の中、プロで溢れかえってしまいます。スポーツも勉強も「継続は力なり」ですが、やるだけではダメです。

私は高校時代に言われ続けました。「意識して、効率をあげる」「練習の意味(目標)を理解して、意識して練習して、やっと練習の達成(上達)率が80%程なのだ」と。これの積み重ねができるか否かで成長速度がウサギとカメほど違うでしょう。足のつま先の向きや指先まで伸ばすかなど、細かいことで差が出ます。

何も意識せずに、みんながやってるから私もやる。惰性で練習に参加していても練習の達成率は30%程なのだ、と。単純に点数として捉え5日間練習したら意識してる選手は「80×5=400点」対して参加してるだけの選手は「30×5=150点」

わかりやすいでしょう?

ミニバスでいえば、小学生が選手となる訳です。練習で何を目標にしてやるのか、監督・コーチが説明無しに「こういうボール・選手の動きで最後にシュートを決めて欲しい。」と言うだけでは選手は理解していないので達成は30%となってしまいます。

ボールに触ってもらう時間を伸ばしたいのはわかりますが、言葉による説明も大変大切です。

フェイクを入れるのは相手選手を騙し(釣って)スペースを作って、楽にシュートを打つためだ!とか、

試合の前半から早く走って相手選手を走らせるのは、我がチームの方が体力があり後半優位に試合展開を進めるために今頑張っておいて欲しい!など。

分からずにフェイクをしても「こーゆー風にボールを動かせばいいんでしょ?俺うまい?!」→相手選手は騙されない。

「なんでこんなに早い展開なんだろ。いつもと違うなぁ…疲れた。」→やる気がなくなってしまう可能性もあります。

ハンドリングは上手くなれば、パパママが君のプレイを見たとき「上手くなった!」がとてもわかりやすい部分です。相手にボールを取られることがなくなるし、バスケがより楽しくなるきっかけになるでしょう。

普段から練習に組み込まれているのは、大切な練習で反復が大切だからです。「基礎」を大切にしてくれる練習メニューであればその監督を信じて頑張って練習しましょう!チームのみんなと上手くなって試合に勝ち、楽しいバスケが出来ますように(^^)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?