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妊娠したことを両親に妊娠4か月後半まで言わなかった

1人目を妊娠した時、両親、義両親に妊娠を伝えたのは妊娠4か月ごろ。
友人達には、妊娠8か月ごろ、職場の人には、迷惑をかける可能性があったので、予定日が決まったら、伝えてましたが、職場以外の人には、親も含め、妊娠初期には誰にも言ってませんでした。

なぜ周りに言わなかったのか

初期流産、その後も妊娠中は何が起こるかわからないからです。知っている人が増えれば増えるほど、何かあったときに何度も伝えなければならなくなるので、嫌だったんです。
仕事で様々なことを見てきているからこそ、たぶん元気に産まれてきてくれるだろうとは自分自身を信じつつも、頭のどこかでは、「産まれるまで何が起こるかわからない」とも考えていたので、周囲には中々言えませんでした。

特に親は、一旦喜ばせておいて、悲しませたくないと思ったのですよね。
助産師としての変なプライドもあって、「親に相談することなんてない」とも当時は思っていました。
妊娠出産の経験者で、大先輩なのは変わりないのに、「親に頼る」ことがとことん苦手だったのです。

相談は職場の先輩にできた

知識として知ってはいても、自分のカラダで体感するのは初めてです。
お腹が張る感覚、臓器が上に押し上げられて苦しい感覚、お腹が出てきて思うように動きにくいこと、実際自分が妊娠して体験してみると、ちょこちょこ疑問や不安なことが出てきました。

幸い、職場に経験豊富な助産師の先輩がたくさんいたので、その都度聞くことができました。皆さん気遣ってくれて、感謝しています。
一方、職場で途中まで妊婦健診を受けていたので、体重増加など、変なプレッシャーもありましたが。
助産師で妊婦さんを指導する立場にあるのだから、体重コントロールぐらいちゃんとできないとダメとか思ってましたね。
もっとゆるく、自然体で過ごしなよ、と当時の自分に言ってあげたいです。

妊娠中、不安になったとき、気軽に相談できるところは大切

妊娠中、特に初めての妊娠では、不安や心配、わからないことはたくさん出てきます。
ネットで検索したらある程度情報は出てきますが、自分や自分の赤ちゃんにとっての正解は、自分自身にしかわかりません。
たくさん情報をみて、不安になるよりも、「この人に聞いたら大丈夫」という人が1人いたら妊娠中を穏やかに過ごせると思うのです。

わたしの場合は妊娠していること自体を中々伝えることができなかったのですが、親や友人といった近しい人だからこそ言いにくいことだってあると思います。
そんな時は、身近な信頼できる助産師さんを探して、寄り添ってもらって下さいね。

妊娠された女性全員が、妊娠期間を心穏やかに楽しく過ごせますように。

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