3兄弟の真ん中です②
実家が田舎過ぎて、買い物に出かけるというと親の車に乗って30分移動しなければならない。(田舎の30分の移動は都会に比べるとものすごい距離だ。信号ないから)
小学生くらいのころ、ジャスコによく行った記憶がある。ジャスコはイオンの前の名前だ
そこで私だけが必ず一人でどこかに消えて、必ず一番最後に車に戻ってきていたと今でもよく聞かされる
戻ってくると毎回、待ちくたびれたという顔の家族とご対面するのだ
いったい私は何をしてたんだっけ?
たしか、最初は家族と一緒に歩いているのだけど、おもちゃ売り場や本屋が近づくと誰も見ていない死角からフラ~っと消えてって、ミニ四駆のパーツとか、立ち読みできそうなマンガをひたすら見ていた記憶がある
あえて死角からフラ~っと消えてったのは当時は無意識だったけど、多分怒られたくないという気持ちとマンガ見たい!っていう衝動に板挟みになった結果のやむを得ない妥協案だったはず
そしてマンガを読み始めると夢中になり、しかも読むのも遅いから、結果立ち読みしすぎて家族を待たせるわ、そもそも立ち読みすんなっていう。家族にも本屋さんにもかなり迷惑なクソガキだった
あ、だからたまに買い物に置いて行かれたのか。今気づいたわ!
置いて行かれると悔しくて腹が立って、帰ってきた家族に「もう一回運転して連れていけ!」って泣き叫んでいた
いや、お前連れてくとめちゃくちゃ待たせるからそりゃ連れてかねーわって言ってあげたい。当時の自分が聞くかどうかは別として
ちなみに私が単独行動している間に他の兄妹はおとなしく親と一緒に行動していた。マンガ読んでたから知らんけど
私が家族から浮いていたっていう話なのだけど、これ確実に自分から浮きにいってるな。しかもだいぶ積極的に浮きに行ってる
でも当時は本気で「なんでおればっかり」って思ってた
×××
書いているうちにどんどん記憶がよみがえってきている
とりあえず、ひととおり書いていこうと思う
まだ少しつづきます
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