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発声障害改善したよ コラムを書きます14【vol.144】

 また追加で書きたいことができました。

 僕の過緊張の原因として、肩の角度が良くなかったということがあります。そしてそれができていないと、スポットの所で上の前側で上手く使えていなかったことになります。

 話す時に力を入れない時は、前回の肘を少し開いた状態から横には閉じず、そのまま肘を落とす感じが良いと思います。肘を閉じて気を付け側の姿勢になることは、基本的には良くない方向です。

 どちらにせよ、話す時には最低限力が必要みたいです。そして使えてない所がわかれば、別に普通に力を入れていけば大丈夫だったみたいです。

 いきなり結果から書いていったので、ゆっくり説明していきたいと思います。まず歩いている時は、気を付けの姿勢と腕の振りで話している人の方が少ないはずです。みんな腕を使ってある意味肩の角度を変えて話しています。

 街で観察してみて下さい。どちらかで言えば、歩いている腕の振りの方がたぶん話しづらい人が多いはずです。例を言うとルービックキューブを、縦と言うより、横や色々な方向に動かす腕の振りで話していると思います。サッカーのGKで言えば、手を縦だと空振りしてしまうので、横に肘を使っている感じです。

 だからもしこっちの肩の角度が話しづらいと感じていたら、それはまだ筋肉が戻っていないかもしれません。家では気を付け側の姿勢でも、歩いている時の腕の振りのまま話す時は、そこまではなかったかもしれません。たぶん周りの人を見てもすぐわかってもらえると思います。

 話す時にこれにこだわる必要はありません。ただ話しやすい姿勢の、一つの形であることは間違いないと思います。別に舌をアーチ状に使ったり、とっさに話したり、色々な形があって良いと思います。

 なのでもし過緊張だったら、椅子に座っている時など、気を付けの姿勢で話していないか気にしてみて下さい。通常は舌をアーチ状に使っていても、この肩の角度にすると、たぶんスポット側で舌を使う感じになると思います。

 僕も定かではない所があるので、不安でしたら周りの人に確認してみて下さい。指で軽く物を押す時でも、たぶんスポット側を使っていると思います。押しても動かなくて、そのまま肘を下げて声が出る時でも、口の上側から下に声が出るような気もします。つまりこの腕の角度では、あまり口の下側で声を作るということがないような気もします。

 
 僕の場合は、普通の人がやっている普通の話し方を追っていけば、もっと早く良くなっていたかもしれません。さすがに病院で音声治療を受けた方が早かった気はします。

 ただ気を付けの姿勢は話しづらそうなので、肩や腕を意識して話しましょう。こういったことはあまり聞いたことがない気がします。

 僕の今伝えているのだと、肩や頬を横に上に上げてます。なので、舌のスポット側をメインで使うことになると思います。

 ただお腹から声を出すと、もう少し舌の腹側に意識が行くと思います。そうなると肩や頬は上げる必要がなくなる気がします。これで声が出れば良いんですが、僕の場合は何だか良い方向には行かない気がします。

 (こう考えると、僕が伝えているのは腹式呼吸ではないかもしれません)

 結局普通の人がどのように話しているかも、先生次第で上手く教えてくれないかもしれません。

 ただ僕が伝えているのも、1つの正しい形ではあると僕は思っています。なぜなら、海外のスタッターのセミナーのYoutubeの動画で、同じような感じだったからです。腕を久保選手のように使い、体の内側に力を入れて話す動作です。(以前こういう動画があったという話だけしました)

 これに寄せたわけではないです。内側に力を入れるのが、わかるようでわからない所もあったからです。正確にはわかったつもりになった所もありました。

 だから普通に話す話し方として、知っているし伝えていてもおかしくはないです。話し方はみんなほとんど同じと僕は言っているので、たぶん一緒になるはずです。ただもうちょっと広まっていたら良いと思います。

 
 この話し方はもう伝えているので、再確認で書きます。できる限り短めにします。

 まずこれとは別に、普段人と話さない時は、舌はアーチ状を目指して沢山使って下さい。いつもではなくて大丈夫です。どこまでの呼気であったら、音として聞こえるかと試すぐらい、できたら上側で使えた方が良いと思います。

 では今回の話し方ですが、上あごは上に前に使って下さい。できる限り噛み合わせからも遠ざけた方が良いと思います。その時点で肘、肩、頬など横に上に上がっている姿勢になるはずです。

 最初の内はこの動きは少しずつで大丈夫です。上あごが前にあることで、腰が伸び、肩も上に前に充分に伸ばされているはずです。肩の角度もゴールキーパーのように、少し普段の姿勢とは違う物になっているはずです。

 スポットに舌があって、話す時もそのままのイメージで話せます。頬が上がっていると、ここがアーチ状ではなく、平面に近い印象を受けると思います。話している時はずっとこの形で、内側に力が入っている感じです。

 上あごが前に使えるのも、肩や頬が横に上に上がっているからだと思います。そのまま肩も前に出している印象になります。話そうと思う前に、この姿勢は作って大丈夫です。

 肩が上がって、頬も上がっていれば、ここから悪い姿勢にはならないと思います。もし悪い方になってしまいそうだったら、自己判断でお願いします。舌でもフォローしているので、動かしても良い方向だとは個人的には思います。

 まずここまでで、普通に話す姿勢です。

 このまま話しましょう。頬が最大限に上がっていれば、肘も斜め上に上げて大丈夫です。そうすると、肘は内に下に声は出ていくことになります。

 ただ上あごは上に前に行く動きになってます。そうなるとたぶん舌はスポットの近くで、上に行く動きの感じを受けると思います。(前もあるかもしれません) 舌の力が抜けて、空中にいる感じにはならないはずです。

 そうすると、声はスポットの近くで下に行く動きになるのに、舌はスポットで上に行く印象を受けると思います。話している間はずっと、下に行く力を上に跳ね返しているような、そんな感じになるはずです。

 そうなると、話していた時に何故内側に力を入れるように話すのかがわかります。肩や腰も含め、スポットに力を持っていくからです。

 たぶん指で物を押す時と同じように、舌も腹側をあまり意識せずに、スポット側を使えていれば大丈夫です。

 肩も横に上に。そして前側をちゃんと使えていれば、このようになるはずです。スポットから上に力を入れて声を出せば、腰の筋肉もそのうち柔らかくなると思います。

 以上です。

 こう考えると、話す時は気を付けの肩の角度でない方が話しやすいし、それを上に前に動かすことで、頬や腰も今まで以上に使われるようになると思います。

 たぶん普通に話すやり方である反面、あまり家では使うことは少ないかもしれません。そして少し硬い話し方な気もするので、少しずつゆっくりやっていくのと、筋肉を整えたら、もう少し柔らかい話し方でも良いのかもしれません。

 とりあえず1つの話し方として、練習して習得してみて下さい。

 本日も読んで頂きまして、ありがとうございました。

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