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吃音症改善したよ 発声障害改善したよの考察11【vol.55】

【第2章】

 この言い方で言えてなかったということは、肩甲骨、腰。この辺が特に硬かったのではないでしょうか。首は思ったより大丈夫そうです。そして声を発しながら、口も大きく開けて下さい。8割くらいの大きさで大丈夫です。

 口を横に開けてないと、肩も凄い硬いはずです。横に開ける時は、肩も横に大きく開いて下さい。そして声を出す時は、硬い所に振動を当てて、声を出す筋肉柔らかくしていって下さいね。憶測なんですが、声を出す以前に柔軟体操になってはダメですよ。声を出す筋肉を軟らかくしていって下さい。

 といいつつ、別に柔軟からでも大丈夫です。ゆっくりやっていきましょう。あまり大きく動かすと、次の日に支障が出てしまうので、45度ぐらいで声をひたすら出すのが僕は良いと思います。上に手を置いただけで、硬いと感じていないことを祈ります。筋肉を動かしてロックが強くなるのは、良くあることですので、まずは声を優先してやってみて下さい。

 ちなみに引っ張るのは良くないかもしれないので、自然体で良いと思います。最終的には、頭と右足を引っ張られ、そこに右の骨盤が乗り、左肘は上に上げ続けるみたいな姿勢になるのではないでしょうか。左肘あげると体がどれだけ硬いかわかります。

 ここまで体が硬いから、喉の筋肉も硬いみたいな感じで書いてしまいました。皆さん日々気を付けてやっているから、そんなはずはないですよね。けど、この左手で右の手首を掴む。そして、体の中心である頭頂部に置く事は、歪みにも、血行にも良さそうです。喉の筋肉を緩ませるためにもやって下さい。

 肝心の声なんですが、振動させるだけの声は負担がないので、いくらでも話せませんでしたか。まずはこっちの腰から振動させて話すなど、これが基本であると思います。これができて、色んな筋肉が緩まれば、他の人に向けて話す時も、ひっかかることは少なくなるはずです。

 ちなみに声が止まる時は、腰が一番原因であると思います。ただすぐ言えるようになるはずです。僕は「カラカラ」した声も筋肉が動けば言えるようになると思って、このやり方で練習しました。90度があまりにも言えなかったので、1ヶ月ぐらいかかると思ってしまいました。しかし実質は1週間しないうちに改善しました。(まだ治りきってはいないですよ)

 だから無理はしないで下さい。声は家で言えば言うほど良くなりそうでしたら、もちろん練習して下さい。けど、このやり方なら筋肉緩めばたぶん普通に出ます。多少ひっかかるぐらいの、自分の声だと認識できるぐらいの所でやっていれば、良くなっていくと思います。

 ちなみに何で今まで良くなっていかなかったのかというと、声だけに集中して、腰骨を立てなかった。左肘を上げて、良い姿勢にしなかった。そして、肩甲骨を上げなかった。結局これらに注目しなくて、声の出す筋肉の全てを軟らかくしていかなかったからですね。

 というわけで、声を出す筋肉がこれで柔らかくなるはずです。歪み、姿勢。口の開け方、肩甲骨、腰。全部の筋肉を使えれば、喉の筋肉だけが硬くなるということにはならないはずです。口も大きく開けて下さいね。本当に喉だけが硬いのであれば、僕が良くなったように、これで症状は良い方に変わるはずです。

 今まで改善できるやり方は知られてないですが、実際に発声障害でも治ったという人もいます。筋肉的な問題で話せなくなったのであれば、話すのに使う筋肉を使えれば、良くなるはずです。

 この姿勢ができれば、右肩が前に出る事もないし、右頬から話す事もないです。口も毎回閉じれるほど柔らかくなれば、舌が上の歯から外側のスペースに出て、左にねじれることもありません。(僕のケースなんで気にしないで下さい。)

 理論的には良くなっていけるはずです。そして、もしこれで改善できなかったとしても、体は柔らかくなって話しやすくなっているはずです。声の調子が良い時は話せるのであれば、腰のロックも少なくなるはずです。

 まとめは次の章にします。ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました。                   

                              続く

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