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発声障害改善したよ コラムを書きます5【vol.135】

 最近は腰の下の背中側を使って話せるようになりました。ここを使えていたら歪まずに、背中も真っ直ぐに使えます。ちゃんと舌もスポットで使っていれば問題ない気がします。

 最初からバーを上げた状態で話していればここに行き着くと思います。けど僕の場合は、バーを上げる直前の準備の姿勢から入りました。背中が丸まっていたら間違いなのかもしれませんが、正解がわからない分そこまで間違ってなかったと思います。

 卓球で相手のサーブが来る前に、肩を落としてリラックスして待ちます。そしてサーブが来る時には肩甲骨を上げて準備します。だから僕の場合にはきっとこれでも良かったはずです。

 今日は話す動作で3点伝えます。中途半端に伝えてしまうと、背中が真っ直ぐ、舌もスポットで使えていたのに、良い姿勢を崩してしまうと思ったからです。

 1つ目は肩甲骨が上がる動作です。これはスポットの近くと肩を上げること。そして腰の後ろを固定して上げる3点が必要です。

 2つ目は口の中央に力を集めることです。唇に左上、右上。左下、右下。この4点から中央に筋肉を使い、呼気を通します。口の開け方も、この2点目に含めておいて下さい。

 3つ目はこれ以外の所です。舌の回転であったり、声のイメージです。正直これ以外にも筋肉は使っていると思いますが、強弱であったり、音の響かせ方であったり色々と使ってます。歌の時のように、口を使わずに頭のてっぺんから声を出すような感じもここにあります。

 ちなみにこの3つはたまたま僕が思いついただけです。とりあえず同時に沢山の動きをしていると伝えたかったです。

 ①は3つを同時に連動させている感じです。腰の後ろを始めにして、スポットを終点にします。そうすると肩が勝手に上がります。

 スポットだと斜め下から来るイメージになるので、僕は鼻の下、スポットの上だと今は思っています。前につんのめるような感じを受けるので、僕は横からとか斜め上からをここで受け止める感じかと思います。動作で言うと、上唇を前に出すような感じに近いです。

 後ろから押された時に、どこかでブレーキをして、肩が上がって止まると思います。だから斜め下からというより、横や上からの力を受け止める感じを持ってもらいたかったです。

 腰の後ろを上げればたぶん勝手に背中は伸びて良い姿勢になります。ここに強風の日に後ろから押されているイメージを持って下さい。もしくはスーパーのカートで腰の所を押されているイメージです。(マネしてはいけません。) 

 たぶん探せば普段から使える動きがあるはずです。肩甲骨を上げていれば、腰の所は使われるはずなのに、僕はジムに行っても取り戻すのに1ヶ月くらいかかりました。何となく低音が出ないのは、ここの腰の所が関わっていた気がするので、ここを意識して使ってみて下さい。

 ここを使えていれば歪みは少ないはずですので、高い声を使っていても、自然と低い声も感じが変わるかもしれません。

 ②に行きます。僕はまず口の開け方で歪ませている可能性があるので、下唇までちゃんと使ってあげた方が良いと思います。

 僕自身が完全に力を抜いていたら、使っていませんでした。それで声が出ると知っていたからです。

 1つ例を伝えますと、「だ~~~」と左下に向けて話してみて下さい。僕の言い方が間違っていたのかもしれません。けどあくびのような言い方だと、呼気も左下の唇も、左下に向けた筋肉の動きになりそうです。

 これを口の中央に向けた話し方にしてみて下さい。右の腰を上に上げて使います。そして右上の口は外に向けて開きますが、唇の筋肉は中央に向けて帰って来ます。口を開けて話すのだから、たぶんそうなりますね。

 そして左下の唇も口の中央に向けて、使ってあげて下さい。唇は口の中央に向けても声は出るはずです。僕はこの言い方だと口を凄い使って話しているはずなのに、声はちょっとその上から出るイメージの方が多い気がします。

 たぶんこの話し方に重点を置いてなかったのは、たぶん僕だけではないと思います。筋肉も使うしこれで話す必要もないからです。けど使っていくと、歪みが少なくなっていく使い方だと気付きました。そもそもが右頬を前に出しても、左肩が外に流れません。

 歪みが原因で声がねじれるというのであれば必要かもしれません。使っていくうちに周りの筋肉も戻って行くかもしれないからです。少なくとも、僕にはかなり必要な動作でした。

 イメージだと、かなりの高音を出す時に、口を大きく開ける時があります。その時は中央に閉じる力も強いはずです。そして口ではなく上の方から声が出る感じです。

 唇を中央に使い、口から声を出すとなると、筋肉を沢山使うため、低い声になりがちかもしれません。その分口ではなく鼻腔で響かせるぐらいの方が、相性が良さそうです。腰なども使うと、何だかそっちに声が逃げていってくれるような印象があります。

 ここでちょっと話題を変えます。③は伝えることがないです。僕は受付で名前を言う時。オレンジジュースを頼む時。感覚は大事ですが、いつも言えている感じで言っているので、①と②を使おうとはしていなかったです。

 いつも通りの意識と力の入れ方をしている感じです。たぶん言えるだろうと少し油断すると、言えなかったりしました。

 伝えたかったのは音読などの練習の時です。皆さん努力して声を出す練習をしていると思います。普通は肩を下げ、下唇や下あごを下に下げ、お腹から声を出すやり方をしていると思います。これももちろん大事な声の出し方です。たぶん僕が伝えたのが間違ってなかったら、この動きになります。

 その中でも、①の肩甲骨を上げて、声を出す時。②の唇の中央に力を集める時。もしくは①と②の両方を使って、音読をする。このやり方でもできるはずですし、僕にとってはこの方が大事でした。

 何度も言っているように、僕のだけが正しいなんて思いません。なので、色々な練習をするのが大事です。だけど③の感覚だけに頼らず、①と②ができれば、スタッターの人が特定の子音以外はペラペラしゃべれるような、あの感覚になれるかもしれません。とりあえず僕には意識できていなかった①と②が大切だったみたいです。

 長いですが後1個だけ伝えさせて下さい。僕は口の中央に力を集めるのは、肩甲骨の付け根に集める動きかもしれないと思っています。だから呼気を軟らかく押し出すように、ここも引っ張るのではなく、軽く前に押してあげれば良いと思います。

 個人的には、口の中央に集める。これが肩が内側に動く動きになります。そしてスポットに軽く持ち上げているような気がします。だから肩甲骨の付け根も優しく上に持ち上げ、軟らかく前に押してあげて下さい。(これが合っているかはわかりません。何となく思っただけです。)

 だからここは声を出すのに使う筋肉ではなくて、唇を真ん中に集める動き。そして呼気を優しく出す動きです。呼気を引っ張るように出す時もあるかもしれませんが、基本的にはそうならないので、肩甲骨の付け根は引っ張らない方が良いでしょう。

 たぶん背中が真っ直ぐだったら、自然に使われています。だからもし気にしていなかったら、意識しない方が良いと思います。

 僕は②の動きができるようになって、今は唇の3cm~5cm前で声を出すというか声を作る感覚になりました。唇はあまり意識せずに、ちょっとだけ前に出してあげる感じです。

 毎回この声の出し方ではもちろんないです。だけど話せていた時にはできていたはずなので、僕はとても必要なことだと思います。押し出す声なんて出ないと当時の僕なら思います。だけどここで話せると、話すという上で今まで使えてなかった筋肉が使えるようになった気がします。

 最後に姿勢についてまとめます。同じような理由ではないかもしれませんが、参考にしてみて下さい。

 オンライン英会話の時には、唇から押し出すような声を使おうとしていた。だけど肩が基本下がっていて、たぶん反り腰だったため、目に見える改善には至らなかった。

 ウォーキングを始め、肩が上がる感覚になった。そして舌がスポットか高い位置かになる。スポット側では1回で声が出なかったため、普段使っていた高い位置を基本選択していた。この時点で①と舌がスポットを選択していたら、もっと姿勢は早く良くなったと思われる。

 こたつで腰を伸ばし、舌をアーチ状に使っていたため、段々と反り腰が解消されて行った。今ならスポットから舌は動かさないが、間違ってはなかったような気もする。

 今に至り、①や②を使い、腰や背中も真っ直ぐに使える。そして唇の前側でも声を作れる感覚になる。

 以上になります。

 別に上あごを意識しなくても、唇の所を上手く使えて、肩甲骨も使えていれば問題ない気もします。慣れて来たら、鼻声などを使っていくうちに勝手に上側も使えるようになるでしょう。話すのとは別に、喉に感覚を置いていたら、口や鼻に感覚を置いて、体を伸ばしてあげるのもきっと大事です。

 イメージが掴めたら、時間短縮にはなると思います。①や②ができてからがスタートかもしれません。③番の感覚の部分も、自分で掴んで行って下さい。

 読んで頂きまして、ありがとうございました。

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