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発声障害改善したよ コラムを書きます19【vol.149】
150回に向け、2回に分けて記事を書きたいと思います。
まず声の出し方について2つ書きます。声の出し方はこれだけではないですが、僕にとっては大事なことでした。
①は上あごを上に前に出して話すやり方です。ちなみに普段はそこまで使わない話し方な気がします。
オンライン英会話を取っていて気付いたんですが、普通に話すよりも、デイリーニュースという教材を、スマホの小さい画面で見ながら話す方が楽かも知れません。
伝えてなかったのですが、僕はスマホスタンドに置いてこれをやります。肩よりも少し低いぐらいの所に置きます。そうなるとおでこを前に出すような姿勢になります。(立って話す時です。)
「プラットフォーム」という単語が言えないとしても、「platform」なら言えるような気がします。というより、呼気が上の歯に当たる感じで止まるので、弱くすれば言えたり、今は言えなくてもやっていくうちに状況が変わりそうな、そんな気にさせてくれます。
呼気の流れがわかれば、色々と何かわかるかもしれません。ちなみにおでこを前に出しているので、上あご沿いに声が出ていくイメージだと思います。たぶん普段以上に呼気の動きがわかりやすい気がします。そして推測では正しい声の出し方の1つです。
まず上あごを前に上に置ければ、口の開け方で歪みません。相当無理しないとできないと思います。そして上あご沿いを呼気が通るのがわかるのであれば、鼻の所も上手く使えている話し方になります。たぶん意識しなくても、それに近い話し方になると思います。
イメージで言うと、マイクを1m離して歌っている感じに近いです。それを話し声にして、おでこを前にしているので、話しやすそうなイメージは持ってもらえると思います。
では実践でどれくらいこれをやるかと言うと、もちろん人によります。ただ壁掛けの鏡に向かって話したり、TVを見ながら話すのとは、たぶん姿勢的に少し違った物だとわかってもらえると思います。
ただ今になって思うと、1日2時間ぐらいはどうやったら声が戻るんだろうとやっていたのを考えると、25分×4コマぐらいはやっていても良かったような気はします。(もちろん周りに話してくれる方がいたら、そのまま会話したら良いです。)
新しい単語と文章を先生に続いて読む。または一人で読む。症状がひどい時はミュートにしてしまう。5分早く終わらせてしまうのは、しっかりと10分間休んで、言えなかった言葉を考える時間と、次への準備です。
ちなみに僕も言えなかったことは結構ありました。そして良いやすい角度は中々見つけられませんでした。理論上は机でPCでやれば、それはそれで言いやすいかもしれません。(たぶんちょっとした違いに気付くと思います。)
発声障害は、人によっては喉の筋肉ではないかもしれないので、話す筋肉を使う上で、この角度は言いやすいというのが出てくるかもしれません。この話し方でどうなるかは試してみて下さい。
何となくまとめてしまいましたが、②に行きます。
②は下あごを一度下に動かし、横に広げるような話し方です。たぶんみんなわかってはいるけど、上手く使えないようなそんな動かし方な気がします。
僕も何度も伝えているけど、結局良くわかってなかった所です。
通路を走って逃げる時に、左に曲がります。その時に右腕の振りを外側までしっかりと使う時があります。つまり内側だけでなく、外側もしっかり使う時にする口の開け方だと思います。
他の例で言うと、相撲をやるとします。「お~りゃ」の「りゃ」でぶつかるとします。その時に当たってから口を開くのでは、たぶん相手がしっかり準備していたら負けてしまいます。
最初に「面を作る」という表現で合っているかはわかりませんが、「お~」の所で、肩は下げて、横に開きます。それでしっかりと準備してから「りゃ」でぶつかります。たぶんそうなると思います。
だから口の開き方から、最初の時点で普段話している時とは違うと思います。口の開き方を意識すると、ちょっと違和感になってしまうかもしれません。その時には、肩の開き方を意識すると上手く連動して、口の開け方も自然になってくれます。
動作としてはたぶんわかってもらえると思います。下あごを下に横に動かして、「お~りゃ」の「お」で声を出せれば、脱力してしっかりとした「お」が出せるのではないかと思います。
なので肩の動かし方から意識して、声の稽古に励んでみて下さい。
これは僕も勘違いしていた所なんですが、日頃から結構使っている話し方かもしれません。コンビニとかでも、普通にこれで商品を頼んでいるような気もします。
もっと楽に声出したら良いのに。と言われたことがあるかもしれませんが、そもそもが外で人と話す時は、家とは違って楽ではない話し方なので、その人が間違っている可能性もあります。
1つ言うと、毎回がこの話し方ではないので、軽い感じであっても話せた方が良いとは思います。両方できた方がもちろん良いです。
ちょっと短くまとめますと、コンビニで言う練習は、口ではなく肺の高さぐらいから言うイメージも持った方が良いかもしれませんね。そうなると、体育座りで小さめな鏡に向かって、15度下から声を出す練習も良いかもしれません。
気付いていたつもりでしたが、壁掛けの鏡に話す時とは違って、ちょっと力が要ります。たぶんこの角度で練習するのは、実際にも大事なことなので、②の声の出し方もしっかりと習得してみて下さい。
②の声の出し方が重要なのはわかりますが、普段はもっと鼻から声を出すイメージだった気がします。話せていた人なら、このように感じると思います。それはまた次回に書きます。
本日も読んで頂きまして、ありがとうございました。
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