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発声障害改善したよ コラムを書きます17【vol.147】

 では続きです。

 僕は左足に体重をかけることが多かったです。そうなると左の肩や腰を下げていることが、声が出ない原因の1つにあるかもしれません。

 僕は右肩を左手で押さえるという動きを、たまにするようになりました。そうすると左肩が自然に上がります。そして右肩も横に開いてから腕や手が動くので、右肩の関節が前に出ません。

 これは効果があると思うので良かったらやってみて下さい。リュックを背負っているイメージとは違って、背中ではなく、肩だけ後ろに動かして声を出すこともできます。

 声を出す例としては、スクワットの時に立ち上がるような動きが良いような気がしました。(実際にはやっていません。) 腕を内側に入れ、下あごも内に入れます。そこから良い姿勢が出来てから、(上に持ち上げてから)声を出して立ち上がります。

 リズムは「1,2,3」ではなく「・1 ・2 ・3」とちょっと元気があって、遅れて短く声を出す感じですね。舌がしっかり上がってから声を出すのを意識しましょう。(お腹側に沈むのではなくて、高い所を取ってから声を出す感じです。)

 これは病院の椅子の時の姿勢に似ていると思います。内側に力が入り、上にも良い姿勢が取れていて、それから話せます。

 話す時には①前側で話す時。②良い姿勢を保ったまま話す時。最初から舌が上にある時です。 そして今回の③動きの中で良い姿勢を作ってから話す時。これがあると思います。

 ③は姿勢が崩れても病院の椅子なら、すぐ姿勢を治して話せる感じかと思います。ずっと良い姿勢をキープしようという感じではないですね。腰をグッと伸ばしてから話す感じです。

 この感触ができた時は嬉しかったんですが、結構できていたようですぐ感触はなくなってしまいました。腰をしっかり真っ直ぐ伸ばして、肩甲骨の付け根の上側を背中から、頬を前に押してあげる感じです。

 腕も下あごも内側に力を入れ、上に上げる手助けをしてくれる感じです。たぶん肩甲骨も左肩も含め、上側に前側に使えるようになればなるほど、動かしやすくなる気がします。逆にここが硬いと僕のように声に影響するかもしれません。

 勢いで前側にと書いてしまいましたが、最初は内側に力を入れつつ、下から上に声を出す感じが良いでしょう。舌がアーチ状で、そのまま声も後ろ側の上に通って行きます。こっちが基本です。

 これができてから上側に声が出たと思ったら、前側に動かしてみましょう。声を出す筋肉が柔らかくなっているはずです。背中だったり、腕だったり、舌の動きであったり、前とは少し違う動きが加わっているはずです。

 しっかり姿勢を作って声を出す。話す時は上あご側を意識する。これができていないと、話していた時の筋肉の動きとは違う物になっているかもしれません。


 次は腹筋の動きとそれを使った話し方です。

 腹筋のように、声を出すのに腰の所を使えた方が声は出ます。そして普段負担になっているかもしれない所も、重力のかかり方が違うため、声が出やすくなっていたりします。

 頭や肩が後ろに引っ張られるというデメリット以外は、ほぼ声を出すのに適した動きをしています。

 自分の声が出なくなっていた所に、左の肩の動きが上か前に動かすか。この2つになっていたことがあります。右の肩を左手で押さえていたら、たぶん徐々に自然と良くなると思いますが、話す時には一度後ろに下がって上に上がる肩の動きがあります。

 ここも重要な所です。つまりイメージはクロールみたいに、左の背中の上が後ろに下がります。(肩を下ではなく後ろに下げる感じです) そして上に上がります。それから例えば左前に重心を下げて話します。腹筋の時も背中側が下に下がるので、この動きになるかもしれません。

 そうすると背中の所で丸く柔らかいイメージを持つことができます。下あごの所もほぼ連動した動きなので、上に高く1回でしゃべれます。言葉としては上手く説明できませんが、笑っている時のように頬を丸くして、舌も下あごも高く取れればそうなります。

 たぶんコンビニの時の話し方とは違う気がします。腰に両方の手を当てて笑って話せば、1回で話せる。そんな動きな気がします。

 こういうと今までの話し方は違ったように聞こえてしまうかもしれませんが、たぶんですが今までの方がコンビニで話す時など、正しい物であったと思います。

 新しく伝えたのは、僕が歌の時に声を引いて歌った方が、その後に声が軽くなると感じていた所です。

 伝えたいのは、意識して使えるのであれば使った方が良いですが、たぶん前回と今回伝えた話し方をしていれば、自然とできるようになると思います。何だか舌をアーチ状でさらに高く使うと、(かかと重心も含みます) 肩を後ろに、そして上に上げた方が話しやすい感覚に自然となります。

 とはいえ僕もかかと重心で、舌をアーチ状に使って、声を前に送る。この話し方をスマホでやって、2週間ぐらいかかってます。使っていくうちに良くなっていく所かもしれません。

 基本的には1回で声が出たら良いのかもしれませんが、声は2段階です。舌のアーチ状の所で作り、それを前に送らなければいけません。(後で思ったら1回で話せる気がするので、あまり気にしないで下さい。鼻腔の所まで上げれれば、1回で話せる感触かも知れません。)

 「おはようございます。」 「ありがとうございます。」 1度に3人に挨拶できたら、声が1回で出ると思うかもしれません。けどそれは口の後ろを上手く使って、上側に声を当てているだけかもしれません。前側に送るのを徐々に減らせば、お腹からの声でも出る気がします。


 まとめ

 僕の場合は声の出ない所で根本的な原因はあったみたいです。この声の出なくなった根本的な原因は人によって違います。

 けれど左肩と腰を低く使っていないか。舌を上で使うことで、下あごも高く使えているか。上あご側で外から閉じる動きをして、背中、腕、頬で上手く連動しているか。

 ここが上手く行ってなくて、声が戻らないこともありえそうな気はします。

 歌の時にひっかかりやすいのも、最後の方はソファに寄りかかって、斜め45度に声を出した方が良かったみたいです。口の前の方を使うか、後ろを使うかでも使う筋肉は違うので、色々な所も徐々に使っていって下さい。

 

 ちょっと長い文章ですが追加します。暇な時に読んで下さい。

 まず発声障害は筋肉の過緊張です。それは喉が原因かもしれません。もしくは前後、左右、上下のどこかが原因で、声が出ないパターンもおそらくあります。

 今回ので姿勢が良くなったら、今度は口を思い切り大きく開けて話すというのを試してみて下さい。意外と違和感があるので、知り合いの前ではやらない方が良いでしょう。

 ちなみに今までやってなかったら、使えてなかった筋肉が戻るわけですから、声も調子悪い所を経由することの方が多い気がします。

 これをやると、口は頬の筋肉を使って、上に上がる印象があると思います。歌のように口を丸くして声を出すのではなく、一度筋肉を上に動かしてから、丸を作りに行く感じです。

 声が出なかったら傾向としては、上側があまり使えてないことは多いと思います。

 これをやると、口を大きく開けたままでは話しづらいので、下あごが内に入り、上に上がってから話すことも多いと思います。姿勢は基本的には上側が使えるのが正しいので、きっとわかってもらえるはずです。(声の出方ではなく、筋肉の使い方で内に高く使えることはたぶん大事です。)

 だから高い声を鼻の上でビブラートする方法があると思います。高い声の方が最初はやりやすいという人もいるみたいですが、僕はできませんでした。ずっとではなくても、これで話す感覚があった方がたぶん良い方向に行きます。

 ちゃんと普段からこれを使えていれば問題ありません。ただ使ってなかったら、どこかやはり筋肉は硬いと思います。さっき言ったように頬の筋肉が上に動くということは、下あごも上に動きます。そうなると、鼻腔の高さで話すイメージ、そして上の歯の内側で舌が動いて話すイメージに基本なります。(少しずつ左右均等は目指して下さい。)

 普通は口を開けすぎたら、声がねじれるという現象はありません。なので、それぐらい動かしたら、肩なども高い所(たぶん正しい所)に置かれるはずです。

 これができる頃には、筋肉も前後、左右、上下に声が出てた時と同じように置かれるはずです。これが原因かはわかりませんし、声も出づらい時もあります。ただ筋肉の軽さは感じてもらえると思います。

 お腹から声を出す時は普通にあって良いと思います。それは筋肉が使えていれば、どちらでも良いし、むしろ使える機会は作れた方が良いです。そして普通に1回で声を出して大丈夫です。

 高い所を使ってお腹から声を出すというのは、今までの感触とは違っててもおかしくない気がします。そしてもう一度左右均等に力が加わっているか確かめてみて下さい。

 使っていくうちに良くなりそうな声かどうかは、自分自身に聞いてみて下さい。別に一旦休んでから、また整えて試す。これでも筋肉としては使っていくうちに変わっていくはずです。

 追加の一言

 舌の動きとして、口を真っ直ぐ開けた時はそれほど下がらないが、それを崩すと変に下に下がってしまう。そこから日本語の場所から声が出ないと、喉やお腹から声が出ない感じの、歌や英語の舌の感じからも止まってしまう。

 2段階でもし止まっていたら、日本語の舌の腹をしっかり高く取る場所まで使った方が良いと思う。たぶんそれで肩も高い所を自然と取るはずである。

 そしてちょっと無理してでも、口は真っ直ぐ開けるようにした方が、たぶん負担は少ない。(できていると、両方の肩が上がるので、肩を上げて話す方が力は入るが、後に良い姿勢になるかもしれない。)

 声が出ない瞬間はあっても、普段は声が出るという自信が付いていたら試してみて下さい。

 本日も読んで頂きまして、ありがとうございました。

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