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大学生活を振り返る(二年生)ーラジオとの出会い

私の、空白の大学生活を振り返っているが、今回は大学二年生のころを振り返る。正直、大学生活は何もなかったので、書くことはない。授業はただただ一人で出て、帰り、普通に単位をとる。他は何もない。そんな孤独な大学生活を送っている中で、一年生も同じような生活を送っていたことから、さすがに精神的に苦しくなってくる。ただ、二年生の時、心の支えとなるものと出会う。

ラジオとの出会いだ―――。

ラジオと出会うきっかけ

きっかけは、霜降り明星のせいやがZOOMでやらかしたとき、直後のラジオがめちゃくちゃ面白かったというのを目にし、その音源を(よろしくないのだが)Youtubeで聞いたことがきっかけだ(ラジオの聞き方のなんて知らなかった)。このときの霜降りのオールナイトニッポンはめちゃくちゃ面白かった。Spotifyで過去のアーカイブは全て聞けるので(合法)、ぜひ聞いてみてほしい。

オードリー若林さんとの出会い

そこで、一つ思い出したことがある。5つ上の兄が、オードリーのラジオをよく聞いていたのを思い出した。そこで、自分も試しに聞いてみた。めちゃくちゃ面白かった。二人の肩の抜けた掛け合い、若林さんの、イメージのなかった悪ふざけ、トークスキル、奥深さ。自分に最高にハマった(春日もおもしろいよ)。

それをきっかけに、若林さんの著書を読み始めた。「社会人大学人見知り学部卒業見込」は、自分のバイブルだ。自分が日々感じていた生きづらさや、悩みを同じように抱えていて、それをしっかり言語化してくださっていた。自意識過剰で、ただどこかプライドが高い。どこか人に良く思われたいのに、人と積極的に関わろうとできない。そんな悩みを同じように抱えていて、ただ、そこを乗り越えている若林さんにどんどんひかれていった。

若林さんの著書は、「社会人大学人見知り学部卒業見込」のほかにも、「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」「ナナメの夕暮れ」というエッセイがあるので、ぜひ読んでいただきたい。

その流れで、聴く番組の数自体は多くないが、どっぷりとラジオの沼に浸っていった。

佐久間宣行さんとの出会い

もう一つ、大学二年生の時に支えられた番組を紹介したい。それは、「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ゼロ)」だ。元テレビ東京のテレビプロデューサーで、「ゴッドタン」や「あちこちオードリー」、テレビ東京を退社してからはNETFLIXで「トークサバイバー」「LIGHTHOUSE」を手掛けるなど、現在引っ張りだこの方だ。

番組を聞いてみた後に知ったのだが、佐久間さんと自分にはちょっとしたつながりがある。佐久間さんは自分と同じ福島県いわき市出身で、しかも高校も福島県立磐城高校卒業と、同じ磐城高校OBだった。より興味を持って聞き始めると、テレ東退社前の、会社員であったときの回にもかかわらず、芸人に負けないくらいトークが面白かった。さらに、会社員の経験から、働く人へのアドバイスなど、深い話も聴くことができ、勉強にもなった。ぜひ、聴いてみてもらいたい。

ラジオに出会って

ラジオを聴いて思ったのは、「自分の恥ずかしい話や、辛かった話も、伝え方によっては笑いに変えられて、そうすることによって自分も救われる」ということだ。

人とあまりにも会わず、その日授業でさされた答えた「ジェフ・ベゾス」がその日唯一発した言葉だった日があったことや、声が出なくなった話などは、久しくあった高校の先生に笑い話として話したりした。そこで、何とか今自分は孤独だけど、それも笑いに変えられるかもと思い、乗り越えられた。

ラジオはいまの世の中、過小評価されているメディアだが、大きな力を持っていると思う。これからも自分はラジオを聴き続けていく。

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