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1週間メモ #10

・この世は全てはトレードオフ。例えば、2000円の切れ味の良くない包丁と10000円の切れ味最高の包丁があったとして。
お金(安さ)に価値を置いてる人は前者を選ぶ。その代わりに切れ味を捨てざるを得ない。質に価値を置いてる人は後者を選ぶ。その代わりに多額の出費をせざるを得ない。
しかし面白いのは、お金を重視する人は、市場にさらに安いものが存在する限りそれを求めることができる。しかし、質を重視する人は、市場にさらに質の良いものが存在したとしてもどこかで追及の頭打ちが来る。なぜなら質の良いものはそれに比例して高価になり、最終的に自分の出せる金額の能力外に到達するので、「それ以下」の範囲で選ぶ必要が出てくる。すると、さらに上質なものがあるとわかっていながら自分の手持ち金額とのトレードオフで選ぶべき質が制限されてしまう。

・金銭と才能
※上の話に重なる部分がある。
例えばゴッホは貧乏が故に絵の具を買う金がなく、安い黄色の絵の具ばかりを多用したって説があるけど。
例えば絵を描けば超大作家になれるのは間違いない才能を秘めた子供がいたとする。しかし、家計が苦しいが故に美大は愚か大学に行くこともできずに高校にもいかず社会に出てお金を稼いで家族を養って、、、といったストーリーは世の中にごまんと転がっていると思う。
芸術にかぎらない。この人が技術の世界にいけば、この世にとんでもなく有益で素晴らしいものを発明することができるのに、やはり貧乏な家計のために日銭稼ぎをしなければならず、、、なんてこともあると思う。そういうことを考えるたびに、なんとこの世の残酷なことかと思う。

・今日がどれだけ有意義であったかは、今日どれだけ自分の目標に近づくことができたか。その進捗で判断してみるのも良い。もちろん人生はそれだけではないが。

・個人的に投資を勉強したり実際にやることは良いことだと思う。しかし一般投資家が何も勉強せずに、しかもそこで「儲けてやろう」なんて気概で投資を始めるのは、なんの練習もしてない一般人がいきなりメジャーリーグの試合に肩を回しながら息巻いて乗り込むようなもの。
生まれつき才能に恵まれ、しかもその上で十数年一生懸命練習し続けて凌ぎを削った上でプロと呼ばれるようになった人々が立っている試合に、どうしてポット出られるのか、勝てると思うのか。

・読書時間を減らして、思索時間を増やす。

・アウトプットの計画のない無駄なインプットはやめる

・やるなら本気で。当たればラッキー思考はやめる

・手帳は一年に1つじゃなくてもいいか。数ヶ月書いてる間にノート部分が足りなくなれば、同じものをもう1回買えばいい。

・数字に現れないストーリーは現場を見るしかない。
商売はいつでも現場で起きている。
出されたコーヒーが相当ぬるかったり、埃が溜まってたり、店員同士が喋り合っていたり。するとお客は離れる。これは至極当然の流れ。その結果として売り上げが落ちる。その数字が財務諸表や損益計算書に上がってくるだけ。しかし上層部はこの数字しか見ようとしない。この数字に現場のストーリーは何一つ反映されていない。だから数字だけみて「売上が落ちてるじゃないか。もっと売上を伸ばせ!」と怒鳴る。経営者はやはり一度現場を自分の目で直接みるべきではないか。見ればわかる。何をするべきかもわかる。売上を伸ばすのに必要なのは、接客を変えて、清掃を徹底して、低下しているサービスの質を上げれば、離れたお客はゆっくりでも戻ってくる、と僕は思う。神は細部に宿る。

・グーグルストリートビューがえぐい。
エアロバイクを漕ぎながらVRで世界中の街を散策できれば面白そう。

・将来、自分の分身の完全なアバターが持てるような時代になったら。
1つの時間軸で2つ以上の行動が同時にできたり。
やってみたいが死のリスクがあるようなエクストリームスポーツを代わりにアバターで体験してみたり、そんなことができる時代が来るかも。

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