見出し画像

#つみたてNISAはメリットしかない

こんにちは、29歳一児の父でしがないサラリーマンをやっておりますサボと申します。

この記事は、投資初心者の私の友人に向けて、"なぜつみたてNISAがメリットしかないのか"を説明するために作成しました。

▽目次
・私が投資を始めた理由
・つみたてNISAの4つのメリット
・投資信託について
・オススメの投資信託
・オススメの証券口座
・証券口座とは
・まとめ

・私が投資を始めた理由

私が投資を始めた理由は、ズバリお小遣いが欲しかったからです(笑)
拍子抜けするような理由で恐縮ですが、単純にそれだけでした。
27歳で結婚して先輩や先生、周りの大人を参考にして、ひたすら将来についてイメージしてみました。

【余裕がある】
・飲みにいくと必ずご馳走してくれる大学時代の先生(既婚・子持ち)
・飲みにいくといつも奢ってくれる会社の先輩(既婚・子持ち)
・昼ごはんを奢ってくれる会社の先輩(既婚・子持ち・定年)
・一緒に昼ご飯にいくと必ず奢ってくれる課長(既婚・子持ち)
【余裕がない】
・月のお小遣いが5千円の先輩(既婚・子持ち)
・お小遣いが足りなくなり、毎月社内預金をおろしている課長(既婚・子持ち)
・安いからお肉は鶏肉しか食卓に並ばない先輩(既婚)

どう考えたって前半に挙げた【余裕がある】側にいたいと思います。そして前者のように後輩たちに飯を奢れる大人に憧れてます。

そこで、投資について学び実践した中で辿り着いた一つの結論について紹介してます。
本記事では、初心者でも臆する事なく"投資"できるつみたてNISAについて説明してます。

・つみたてNISAの4つのメリット

つみたてNISAとは、投資を支援するために国がつくった優遇制度です。

国の狙いは、以下の2つです。
①足りない年金分を個人の投資で補ってもらうため
②マイナンバーカード発行促進(証券口座をつくるときに必ず必要)
〈メリット〉
①運用益がでても課税されない
②非課税期間が長いから長期投資向き
③投資対象は金融庁お墨付きの厳選された商品のみ
④ドルコスト平均法で購入できる


①運用益がでても課税されない
投資して得た利益には20%の税金がかかります。

例えば投資した100万円が数年後2倍になったと場合、あなたの手元に残るのは課税後の180万円となります。

一方で、つみたてNISAで投資していた場合は運用益に課税されないので、200万円まるっと受け取ることができるのです。
年間40万円までの投資であれば、運用益(利益)が非課税で受け取れます。

② 非課税期間が長いから長期投資向き
最大20年間分の投資で得た利益が非課税になります。これが爆裂にオススメできる理由のひとつです。

リスクとリターンは比例する
投資家のバイブルとされている、「ウォール街のランダムウォーカー」によると統計的に15年以上の投資期間が有れば元本割れを起こさないことが過去の実績から示されています。従って、15年以下、短期間でお金を増やしたい方向きの投資方法ではないでしょう。
しかし、予め15年後の使用目的が明確になっているお金(子供の学費、マイホームの頭金等)、或いは漠然と将来に対する不安に備えて貯金しているのであれば、長期投資にシフトさせるべきだと思います。

時間がある方は、「ウォール街のランダムウォーカー」第14章だけでも読んでみることをオススメします。

③投資対象は金融庁お墨付きの厳選された商品のみ
つみたてNISAで採用されてる投資対象は、金融庁が厳選した商品に限られています。

つまり、詐欺まがいな投資商品は予め排除されているということです。
投資は漠然と危険や不安と思っている方も少なくないはずですが、国の厳しいチェックを通った優秀な商品だと分かると安心出来るかもしれません。

④ドルコスト平均法で購入できる
株式投資でお金を増やす方法は至ってシンプルです。「安いときに買って、高いときに売る」だけでよいからです。
ただ、人間の感情は厄介です。「安くなると不安になり売ってしまい、儲かると確信できたとき=高値で買い始める」からです。

従って株式投資でお金を増やす近道は、感情を失くすことです!

……と言っても、無理な話です。

そこで、唯一感情の浮き沈みを無視できる方法としてドルコスト平均法という購入方法があります。
簡単に説明すると、毎月一定額、高くても安くても投資する方法です。高いときも安いときも機械的に均等に買うことで、感情による損失を減らすことができます。

得をする可能性を高めると言うよりは、損する可能性を減らしていくという手法です。

投資は大きく得をすることよりも、いかに失点をなくすか、が重要です。
プロのテニスプレーヤーとアマチュアの違いは、難しいショットをいかに決められるかではなく、失点する数をいかに少なくするか、だと言われています。つまりミスをどれだけ減らすかがプロとアマの違いなのです。

・投資信託について

つみたてNISAで選べる商品は、「投資信託」と言います。投資信託とは、プロが皆さんの代わりとなって投資してくれて、その成果を分配される立て付けの投資商品です。

投資信託のメリットは4つあります。
・少額投資ができる
・運用はプロに任せられる
・分散投資できる
・ドルコスト平均法で購入できる

・少額投資ができる
ユニクロの株は一株7万円程度、任天堂の株は一株5万円程度(2021年8月現在)
日本株の売買は、100株単位なのでこうした優良企業に投資しようと思っても500万円以上必要なわけです。

投資信託の場合は、投資家から集めたお金を纏めて株を購入するため、ひとりひとりは少額投資でも優良企業の株の一部に薄〜く投資する事ができるのです。
従ってどんなに元手が少なくても、投資したい企業への投資ができるのです。

・運用はプロに任せられる
初心者にとって最初の難問は、どの会社に投資したらいいのか分からないという事だと思います。
まずは株価が低くて購入しやすい株式に投資すべきか?友達が買っている株式がいいのか?誰もが知っている有名企業に投資すべきか?迷うと思います。

投資信託の場合は、プロが代わりに運用をしてくれます。つまり、トレーダー(複数画面を並べて、短期で売買をする投資家)のように、一日中株価と睨めっこする必要はありません。

※プロが運用してくれる商品であれば、全てが良いと言うわけではありません。後ほど紹介するオススメの投資信託をご覧ください。

・分散投資できる
1社の株を集中的に買うより、100社の株を分散して購入した方が、株価の上下幅が少なくなるということです。

株式投資において、分散投資が鉄則という訳ではありませんが、少なからず堅実的な投資方法と言えます。

・ドルコスト平均法で購入できる
機械的に購入するので、感情の浮き沈みによる損失を減らすことができると紹介したドルコスト平均法です。

実はドルコスト平均法で購入できる商品は、投資信託のみです。
投資信託は少額から購入できる且つ、投資額も自由に設定できます。従って投資先の株価の上下は関係なく、毎月一定額の投資ができるのです。
一方で、個別の株式に投資する場合は、常に株価の変動があるので一定額で購入することができないのです。

※補足ですが、安くても高くても毎月一株ずつ購入する方法は、正確にはドルコスト平均法とは言いません。その理由は、安いときに多めに購入して高いときには少なめに購入する(=一定額購入)ができていないからです。

・オススメの投資信託

結論からするとS&P500という、アメリカの代表的な指数に連動したインデックスファンドを購入するのがオススメです。逆に言うと、S&P500以外の商品を友人に奨めるつもりはありません。

下記の動画を是非ご覧ください。

【SBI証券】
◎つみたてNISA: SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

【楽天証券】
◎つみたてNISA: eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

S&P500は、中田敦彦の例えが一番しっくりきます。13:52からS&P500をプロ野球チームに例えて説明されています。

・オススメの証券口座

結論からすると、楽天証券、SBI証券の2択です。理由は手数料が最安だからです。

他は手数料が割高になってます。当たり前ですが同じ利益が出るのであれば手数料は安いに越したことはありません。

証券会社の給料は高いと聞いたことある方もいると思います。その給料は、まさに手数料から成り立っているのです。

ネット証券の手数料が安い理由は、出来るだけ人件費をかけずにインターネット上で手続きが完結できるように設計されているからです。
手数料を甘く見ると10年後、20年後に大きな差がついてしまうので、迷わずネット証券で証券口座を開設しましょう。

・証券口座とは

つみたてNISAにたどり着くまでにお財布が3つあると理解してください。一つ目はお馴染みの銀行口座です。銀行口座から株や債券を購入するための証券口座にお金を移し、証券口座からつみたてNISA専用の口座にお金を移すことで、ようやくつみたてNISAとして投資信託を購入することができます。

いずれにしても銀行口座から株を購入することはできないので、証券口座という専用の口座をつくるわけです。

・まとめ

資産形成するうえで、どうやら"つみたてNISA"を利用するのが堅実的だということがわかりました。

〈復習〉
☑︎国が"つみたてNISA"を作った理由
 ①足りない年金分を個人の投資で補ってもらうため
 ②マイナンバーカード発行促進(証券口座をつくるときに必ず必要)

☑︎つみたてNISAの4つのメリット
 ①運用益がでても課税されない
 ②非課税期間が長いから長期投資向き
 ③投資対象は金融庁お墨付きの厳選された商品のみ
 ④ドルコスト平均法で購入できる

☑︎投資信託の4つのメリット
 ・少額投資ができる
 ・運用はプロに任せられる
 ・分散投資できる
 ・ドルコスト平均法で購入できる

☑︎ オススメの投資信託
【SBI証券】SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
【楽天証券】eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

冒頭お小遣いを増やしたく、投資について学び始めた私でしたが、どうやら目先のお小遣いを増やすためには今まで通り働くしかなさそうです。
しかし、15年先、20年先を見越した資産形成を考えるうえでは最も活用すべき制度だと思ってます。

・将来の旅行費用
・マイホームの頭金
・マイホームの修繕費
・子供の学費
・子供の結婚費用
・老後資金

上記のように、予め将来の必要になるお金が分かっている方には特にオススメです。

最後に、投資≠投棄です。
投資は、投棄(ギャンブル)のように一発逆転を失敗したら貧乏人ってわけでもなく、自分よりもお金を増やせる会社(お金を使うのが上手な会社)に資金を投入することで、その会社がより稼げるようになって巡り巡って我々も恩恵を受けれるという仕組みです。

※この記事は、20年先も仲良くしていたい友人に向けて書くようにしてます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?