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woolyyumibooks
あと、心一つ
あれから…
2024年6月9日。
僕はこの日を忘れないだろう。
しばらくnoteから離れていたその間、
信じられないことが起き続けていた。
なんと僕たちはあの4月21日から負けナシ。
3月には5人だけだった少年野球チームだ。
勝利を重ねるたびに不安になった。
僕たちは本当に強いのかどうか、
目の前で起こっていることが現実なのか、
よくわからなくなっていった。
6連勝目。昨日の午前の試合。
相手は強豪の呼び声高いチームだった。
結果は2-1。
守り勝ったのである。
『自分らが強いかどうかわからない』
そんな言葉は、相手に対して失礼に感じた。
7連勝をかけた午後の試合。
ダブルヘッダーだった。
勝てば地区大会優勝の金メダルだった。
しかし、初回に8点を失った。
試合開始15分で終わったと思った。
次男は中継ぎとして登板。
敗戦処理のようにも思えたが、
2回表、上位打線をゼロで抑えた。
そこからの反攻を誰が予想しただろう。
誰一人諦めない。
コーチ陣の方が折れかけていたのに。
打ちまくった。
走りまくった。
けれど、あと一歩及ばず。
8-7でゲームセットになった。
初めて涙を流しているのを見た子もいた。
僕たちはここから何を学べるんだろう。
自宅に帰った僕は次男のメダルを手に取り、
思いを巡らせた。
僕たちは何が足りなかったのだろう。
いいや、僕たちはよくやった。
3年前は次男一人だけだったじゃないか。
彼が上達すればするほど、
彼の実力に相応の仲間が集まると信じ込んだ。
その日、11人の仲間で優勝争いをするなど。
誰も予想しえなかった結果だ。
僕はこの日、確信を持った。
僕たちは強い。
そして、間違いなくもっと強くなる。
このメダルが最高の色に変わるだけの
ノビシロが僕たちにはあるんだ。
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