海洋プラスチック問題の解決方法についての思い付き

普段、首都圏で生活していると、海洋プラスチック問題に違和感を感じることがあります。

・スーパーのレジ袋を有料化して減らそう。
・プラスチックのストローをやめよう。

自分たちが使ったレジ袋やストローが、どうして海洋プラスチックになるのか?全て自治体の清掃局が回収したり、店が資源ごみとして回収業者に委託処理したり、ペットボトルだって資源ごみとして回収されているでしょう?
たまに道に転がっているペットボトルを見ると不快だけど、それが海まで届くとは思えない。

但し、私はマリンスポーツをするので、30年前から海にレジ袋やペットボトルが漂っているのを見て「ウミガメやイルカが食べちゃうんだよなぁ」などと嘆いていました。

そこで思うのは「海に漂うレジ袋やペットボトルは、ほとんど海岸から流入しているのでは?」ということ。その出所を抑えるのが、全部とは言わなくてもボリュームゾーンを抑えることにつながるのではないか?

例えば海岸から100m以内に限って
・小売店ではレジ袋禁止
・飲食店では使い捨てプラ容器での飲食物提供禁止
・当然、海の家での提供禁止
・海岸には持ち込み禁止
・プレジャーボートへの持ち込み禁止
などの対応をすることで、ほとんどの海洋プラスチック流出は防げるのではないのかな?

とは言え、レジ袋って「ごみの持ち帰り」に便利ですよね。
たまに乗っているヨットでも、艇上で飲み食いした後のパッケージはそれを持ってきたレジ袋にそのまま回収して、ヨットハーバーのごみ箱に捨てます。普通の人は海岸でもそうしているよね。

海洋に流出してしまうプラスチックごみは、誰が捨てているのかな?
悪意を持って捨てる倫理観の低い人たちと、うっかりな人たちが大部分を構成するのか?ほかにボリュームゾーンになる原因はないのか?
ごみからさかのぼって調査できるはずもないから、難しいんですね。

釣り船や、ヨット・モーターボートの船上では緊張感があって、みんなかなり意識高いと思うので心配してないんです。(経験則)
海水浴場ではみんなリラックスしているし、酒飲んでる人も多いから、誤って風が運んでいくことも多々あると思うのです。少なくとも海の家や海岸沿いのコンビニでの提供は禁止にするのが望ましいよね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?