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20-21 ♯7 理屈じゃないんだ

2020年が終わりを迎えました。
1年間ありがとうございました!

そして、
明けましておめでとうございます!
2021年もどうぞよろしくお願い致します!

去年の今頃、誰が今の状況を予想したでしょうか?

多くの人々にとって、大変な1年だったのでしょう。

僕はスペインバスクに渡って、まもなく丸5年が経過します。
つまり、6年目に突入するということです。

これは毎年感じることなのですが、
1年を重ねるたびに見える世界、そして物の見え方が変わってきてます。

5年前、右も左もわからない状態で日本からやってきた僕です。
少しずつ言葉を理解し、責任者として現場に立つようになり、仕事を頂き、多くの方々に支えてもらいながら生活が成り立つようになりました。

それと同時に、現地の生活に馴染んできて少しずつ外から来た人間という扱いではなくなってきているのを感じます。つまり、背負う責任が重くなってきているということです。

指導者として、

スペインに住む外国人として、

仕事に対して、

人間関係、

毎年見たことない世界を見る楽しさと不安を感じるのも事実です。

特にこの1年間はいろんなことがありました。

もっとも感じたことは、何よりもチームを率いるって難しい。

それは、選手との関係性だけではなくて、クラブとの関係性もそうです。
何度も自分が自分じゃなくなるような感情を持ちましたし、
それらは、理屈じゃどうにもならない。
悔しくて、自分の力不足を痛感する、そんな時を過ごしました。

でも、なんだかんだあってもグラウンドに立つ時間は、
それらを忘れて夢中になれる時間であり、至福の時です。

そんな時間を2度に渡って、取り上げられました。

今もなお、現在進行形で続いてることです。
でも、この期間が多くの学びを与えてくれたのも事実ですし、自身と向き合うきっかけになりました。
今シーズンのチームは9月から始動してますが、まだ始まっていません。
なんと、4ヶ月もの間、プレシーズンをしています(笑)

こんなことは先にもあとにもないでしょう。もはや、そう願います。

1月から始まると言われているシーズン開幕に向けて、
走り続けるのみです。

この2021年は、もっと新鮮で純粋な自分で在りたい。

そして、他人に思いやりを持つ人間であるように...




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