東京に大雪が降った日

コロナによる外出自粛要請が叫ばれる日曜日、リビングのカーテンを開けてびっくりしました。

・・・めっちゃ雪降っとる。

ちぎった綿のような、大きめの雪たちがふわふわと舞っていました。

めんどうくさがりの僕と彼女は、外出自粛のための食べものを買い込んでません。やっちまった。後手後手。

寒さとコロナのせいで外に出たくないけど、買い物にいかなくては。

あーすごい。めっちゃ降ってる。

屋根や電線の上で自重に耐えきれなくなった雪があちこちでぼとぼと落ちてる。

「こんな雪はなかなか降らないから、」と誰かに言い訳しながらカメラを持っていく。

彼女のカメラ、お気に入りローライ35。それを撮るSIGMA dp3。

雪のせいでフィルムを送るのも一苦労。

道路に出てみる。人影はまばら。そりゃそうか。

どこを見ても真っ白。コロナじゃなければ楽しい時間なのに。

花もベンツも、雪まみれ。

コロナコロナって、一体いつになったら終わるのか。

今日のお昼には志村けんさんの訃報が飛び込んできた。

家を出ても近所に人が居なかったり、あっけなく有名人が亡くなったり。

コロナのせいで人類の終わりというか、終末感を感じてしまう。

「はやく収束して欲しいなぁ」なんて期待するけど。

僕にできるのは手洗いうがいの徹底と、必要のない遠出をしないことくらい。

僕の両親も高齢だし、友人の子どもはまだ幼い。

しょうじき心配だ。今や誰がいつ感染して重症化しても不思議じゃない。

一日もはやく「いつもの時間」が帰ってきますように。

ネギ買って帰る。30分の外出でした。

雪と桜、きれいだからたくさん撮りたかったけど1枚だけ。