たぶん「明るい写真」なんて撮りたくなかった。
さいきん、自分と向き合う時間が増えた。
現在、過去、未来。自分を構成する要素。いろいろ考える。
2年前の今ごろは、明るく幸せな写真ばかり撮っていた。
それは、ちょうどSNSでフィルムカメラやVSCOの色が流行り始めたころ。
多くの人と同じように、僕も。いいなと思った。
淡く、楽しく、幸せで、ちょっと懐かしい
そんな写真を撮ろうとした。撮ってほしいとも言われた。
この頃は必死で撮影していたし、思い入れのある写真ばかりだから今でも「好きだな」と思う。
でもたぶん心の奥、本心ではそんな「明るい写真」なんて撮りたくなかった。それに気づいたのは一昨昨日。
「明るい写真」なら、他の誰かが僕よりずっと熱心に撮るでしょう。
この”暗さ”はどこから来るのだろう
はやり・いいねの数・体裁を気にせず、好きに撮ってみた。
どうなるのだろう。自分はなにを感じ、なにを撮るのだろう。
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