モチベーションの科学(2)目標設定理論
目標設定理論とは、以下の命題に基づくものです。
① 人は、より具体的で、より困難・チャレンジングなゴールを設定するほど、モチベーションを高める
② 人は、達成した成果について明確なフィードバックがある時、モチベーションを高める
高い目標(①)について、目標は困難かつ具体的なである必要があります。
「高い目標を掲げ、モチベーションを高め、挑戦を促す!」という考え方は、OKRとも通じるものがあります。
しかし、高い目標だけでは、いずれ目標との距離に失望し、かえってやる気を失ってしまう可能性が高いです。
そこで必要になるのが、フィードバック(②)です。
高い目標に対して、自分が今どこの地点にいるのか、ギャップを埋めるためにどんなことをやればよいのか、適切な内容が適切なタイミングで認知されないといけません。
「高い目標を掲げたことが、逆効果になってしまった」という場合は、目標をゴリ押しするばかりで、適切なフィードバックが欠けていなかったかチェックしてみましょう。
モチベーション理論シリーズの前回記事はこちら。
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