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diary

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私の私による私の為の備忘録。日々。
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2018年8月の記事一覧

花盛り。

近頃いつ、掌で物に触れただろうか。と、ふと触れた木や鉄に触れた時に思い出した。
数百年前からある木の乾燥や、それらを帯びない鉄の冷たさ。岩の凹凸。
掌を当てた瞬間、自分の手の小ささに笑った。
物理的にでもあるけど、数百年の生命の積み重ねを感じた。

まぁ。門なんだけど。

8月29日、朝。

入口出口。

「そんなことあったっけ?」
と言われると、まず自分の記憶を疑ってしまう。
夢だったのか。はたまた時間の経過のまま鮮やかに捏造してしまったのか。
最早、映画か何かをすり替えてしまったのか。
まず、自分を疑ってしまう癖が抜けない。
記憶の中で未だに残っているあの健気な少女すら作り上げたものだったとしたら、これほど悲しい事はない。

「デッサンは上手く描く為にする作業ではなく、如何に見えていないかを自覚

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good。

僕の好きな番組で「グッと地球便」
自身に残しておきたかったシーンをば。
「夫婦は他人、子供は家族。」
血を分け合った子供だから
子供にしか分からない事。
子供からにしか見えない事。
子供だから信じられるモノ。
単純に物理的な繋がりとして、そうだよなと思った。(32歳独身)

他人同士と言えばドライだけど、その壁を乗り越えたって2人は本当凄いと思うよね。

8月12日。

季節によって同じ音でも違って聞こえるのは風のせいでしょうか。これは純粋な疑問。

暦の上ではオータム。
何だかんだとオンタイムで事が運んでいるようで一安心する。

…いや、そうではない。そうじゃなくてね。今日は「このくらい風が心地良くて、こういう夜の匂いを待ってたんだよ。好き。先週までの酷暑の事は水に流してあげるよ!なんて簡単に言っちゃう僕は単純だなぁ。。たった1日の優しさなんかで。」と、夏をやっと認めてあげられるやも知れんと思っていた。
そうヤイノヤイノと文句を垂れながらも、

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脚猿。

「洗い立てのシャツの匂い」が同じになる事が一番実感の湧く瞬間だった。
同じ食卓を囲む事、朝起きた時に「おはよう」と挨拶する事。
それらは僕はあまり特別な感情が湧いてこなかったけれど、洗濯物の匂いが同じになるという体験をした時、なんだか心がフワッとした事を覚えている。ついでにニヤついてもいたのだろう。一人で。
「同じ釜の飯を食う」よりも「同じ洗濯槽で同じ柔軟剤を使う」の方がその特別さがある。と感じた

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