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コロナはライブパフォーマンスを奪って行った

前回はライブペイントを通して人と繋がれるようになった話をしてきました。

人と繋がれる喜びも束の間でした。

コロナが全世界で猛威を振るい、大勢の方の前でパフォーマンスできる状況ではなくなってしまいました。

しばらくの絶望...

でも、このコロナ禍でも何かできることをしよう!そう声をかけてくれたのはスタートアップ支援をしてくださっている団体の方でした。

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できることはないかと主催者の方々と必死に考え、シドニーと東京を繋ぐオンラインライブペインティングを実施しました。

芸術のもつ可能性を信じ続け表現することをやめませんでした。

またある時は24時間描き続けたら何が完成するのかを表現するため、24時間ライブ配信し続ける企画もありました。

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最終完成形の作品「鯨」。

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ペン、ジェルメディウム、スプレー、ケントボード
Pen, gel medium and spray on kent board
40×60cm

細密画の細胞たちを水のようなものに閉じ込めてみました。
"ミチミチに詰まっているようで中身は透明か?空っぽか?"
透明で空っぽだから新しいものをどんどん入れられるかも?
鯨のように景色も想いも感情も丸呑みして新しい表現に。
キャンバスや紙の大きさに囚われない表現実験ができると面白いです。
鯨の中心が空っぽであることを強調するためにジェルメディウムで透明の加工しています。
こちらは24時間細密画チャレンジに加筆したものです。(筆者Facebookより)

未曾有の状況下の中できることを精一杯考えやり切る、それが私のコロナ禍でできる最大の芸術表現でした。

またしても、転機が訪れます...

「『ZOOM背景画プロジェクト』始動」に、続く

■クラファンの軌跡

フランス渡航のためクラウドファンディングをはじめます
ただの会社員が絵画をはじめたきっかけ
絵画を始めたきっかけは起業の失敗?
大きな挫折を経て再び自分と向き合う
31歳を迎え始めて自分の軸を知る
再び芸術活動に対しての情熱が湧き上がる
大盛況になったライブペイント
コロナはライブパフォーマンスを奪って行った
「ZOOM背景画プロジェクト」始動
そしてルーブルでの展示依頼を受ける
フランスは私の人生の分岐点だった
プロジェクト達成後の未来

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